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私学の魅力(情報編)

東京都には様々な私立学校が存在します。

そして、やはり集まるところには有益な情報も集まってくるように感じます。

類は友を呼ぶ、という言葉がありますが、集団というのは大なり小なりこの側面はあるように思います。

中堅~上位の私立学校を渡り歩いてきた自分だからこそ、聞こえてくる情報は質の良いものだったり、魅力的に感じるものだったり、面白そうなものが多かったように感じます。

あとは、個々の教員の能力が高いからこそ、様々な経験をしている人も多いです。

そして、それらの経験と今している仕事とを関連付けて考えることにも長けているような気もします。

そういう方と同じ仕事に関わっていると、間接的にその方の体験を聞くこともでき、自分の考え方の視野も広がることになります。

これはもちろん仕事に対する考え方や動き方でも当てはまりますし、働き方や給与体系などにも当てはまります。

この仕事量でこの手当とか待遇で割に合うとか合わないとかもそうです。

また、様々な経験をしている方は、広く学校の動きや流れを意識して動いているように思います。

だからこそ、その人の一時的な感情だったり、主観に基づいた情報収集だけにならないのかなとも思います(もちろん関節情報なのである程度主観は入ってしまうことには留意)。

他校の経験を聞くときに気になるのは、不平不満や文句が多い場合です。

もちろん、そのような側面はあるのでしょうが、もっとひどい学校もあったりすることもありますし、ご本人の性格その他も踏まえてこちらもフィルターをかけなければいけないこともあります。

話が少し逸れましたが、デキる人の経験やノウハウを欲するのは、公立でも私立でも同じだと思います。

ただ、公立の場合は、デキることがバレると仕事が増えてしまうという側面が私学に比べると多いかもしれない、と個人的には思います。

私学は異動が基本的にはないので、みんなで環境を良くするためにノウハウやアイデアを出し合うことは少なくないように思います。

もちろん、デキる人のところに仕事が集まるというのはどの職場でも大なり小なりあると思いますが、公立の場合には、異動して直後に大変な生徒・学級・保護者を予告なしに担当させられて苦労するケースも耳にします。

必要以上のトラブルや仕事を抱え込みたくないということで、能ある鷹は爪を隠すということが結構あるように思います。

次の異動まで持ちこたえられればいい、という発想もあるのかもしれません。

知り合いのベテラン教員がよく口にするのは「皆、自分の守備範囲を守るだけでいっぱいいっぱい。」ということ。

公立に限らず、私立ももちろんなのですが、皆が積極的に自分の意見や発想やノウハウを共有し、建設的に仕事ができるだけの時間や余裕ができるといいと思うのですが‥

今回は(もちろん全ての私学にあてはまるわけではないのですが)、中堅~上位校の私学に勤務すると、優秀な同僚から様々な情報を得られることが少なくないというお話でした。

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