マガジンのカバー画像

採用する側として思うこと

22
私立学校に応募する側としてではなく、採用する側(面接官側)として思うことを書いていきます。
運営しているクリエイター

#私立

学歴によって救われることはそれなりにある

いわゆる学歴フィルターというような話ではありません。 (どちらかというと逆学歴フィルターかもしれません) 学校によってはもちろん一定の学歴や職歴で線を引いているところはあると思います。 が、今回はどちらかというと「学歴が無いと受からない」という話ではなくて、「学歴があるからギリギリ通過した」というタイプのお話です。 自分が発信している情報の方向性としては、学歴がなくても(もちろんあるに越したことはない場合も多い)、その後の経歴の重ね方によってはホワイト私学への就職も可能

面接をしていると他校の採用状況が透けて見えてしまうことが(けっこう)ある

これは私自身が他校の採用情報をまとめる活動をしているからこそ気付くことだったりするのかもしれません。 面接の中で、特に非常勤講師での採用を検討している相手には勤務日数や担当時数の兼ね合いもあるので、他の勤務先(兼務校)を伺うこともあったりします。 非常勤講師の掛け持ちをされている方で多いのは、(私も経験がありますが)勤務校の1つはそのまま変えずに、片方の勤務校をステップアップさせていくというパターンではないでしょうか。 一気に両方の勤務先を変えないのは、片足を軸にして堅

結局の所、採用面接は‥

面接される時間が長ければ(必ずしも)いいというワケではない。 質問される項目が多ければ(必ずしも)いいというワケではない。 もちろん、当たり前だと言われてしまうと、当たり前なのかもしれませんけれど。 さて、複数の学校で採用する側を経験して感じたことでもあります。 学校の台所事情とも関連してくるので、必ずしも相関関係がある、とか、あてはまる、というわけではないことを念頭に今日の記事はお読み下さい。 さて、ここ数年、漠然と感じているのは、以前の学校の教員採用はかなり慎重

採用側と応募側の両方の視点から考えてしまうこと

最近の東京都の私学の教員募集情報の洗い出しをし直して、更新させるのに3日間ほどかかってしまいました。 その理由は、昨日も述べましたが、年明けすぐに応募期限を設定していた学校の再々募集と重なったこともあったり、2週目や3週目に募集期限を設定していた学校の情報を削除したりしていたからです。 また、新たに別の教科で募集が始まっていた学校もありました。 この時期の求人情報を見ていて気になる学校はにはいくつかパターンがあります。 ①それまで非常勤講師の募集だったのに常勤講師や専

昨日(12/23)の採用情報の考察・分析

さて、いよいよ2学期も終わろうとしています。 この2学期は、私(というか私学教員?)にとってはなかなか鬼門で、毎年多忙を極めます。 今年もその例にもれず、多忙さゆえから、一時期採用情報をとりあえず共有するだけの日々もありました。 正直、それだけで精一杯だったのが11月です。 申し訳ないなぁ、と思うとともに、少しずつ余裕が戻ってきたので、コメントも加えていきたい(※もちろんあくまでも私見)ですし、分析のしかたやコツみたいなものも伝えていければと思います。 書きたいこと