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面接をしていると他校の採用状況が透けて見えてしまうことが(けっこう)ある

これは私自身が他校の採用情報をまとめる活動をしているからこそ気付くことだったりするのかもしれません。

面接の中で、特に非常勤講師での採用を検討している相手には勤務日数や担当時数の兼ね合いもあるので、他の勤務先(兼務校)を伺うこともあったりします。

非常勤講師の掛け持ちをされている方で多いのは、(私も経験がありますが)勤務校の1つはそのまま変えずに、片方の勤務校をステップアップさせていくというパターンではないでしょうか。

一気に両方の勤務先を変えないのは、片足を軸にして堅実にステップアップするというか、安定性を考慮してという感覚の方も少なくないはず。

もっとも、チャンスがあれば、どちらの勤務先もステップアップすることもあると思います。

そんな中で、面接をしていると、自分の学校の面接を受けに来ている方の中で、別の学校も受けているんだろうと感づいてしまうこともあります。

もちろん、応募者の方がはっきり自分の口で明言することもありますし、勤務形態その他からこちらが察してしまうこともあります。

あとは、募集情報が出たタイミングとか採用選考の進行のタイミングから察してしまうことも最近は出てきました。

何よりも、面接や模擬授業をしていただく中で、この方はこれくらいのレベルかな、という手応えのようなものも感じるようになってきました。

そのアンテナの精度も高まっている気がします。

また、非常勤講師で勤務形態の確認をする以外にも、常勤講師や専任教員などのフルタイム系の求人でも他校との併願状況を察してしまうことも出てきました。

採用選考も学校によってまちまちだと思いますが、非常勤講師になら兼務校は聞いてもいいだろうという学校もあれば、常勤講師や専任教員などのフルタイム系の求人でも併願状況を(ずけずけと)聞いてしまう学校もあれば、聞かない学校もあります。

これはもちろん良い悪いはわかりませんし、面接の中で話の展開として発展することが無いわけでもありません。

そういう状況を踏まえて、他校の求人情報の内容と掲載のタイミングを見ていると「あの人が握っていたあの学校の内定、蹴っちゃったんだな‥」みたいな感じで内定をもらった(だろう)とかもらえなかった(だろう)とか、もらっていた(だろう)内定を蹴ったんだなとか、それゆえに再募集がかかったんだ(ろう)なとか、見えてしまうことが出てきました。

もちろん、確証がないものも多数あるのですが、案外自分の予想があたっていたことがありました。

ただの偶然という可能性ももちろんあります。

とはいえ、この業界は意外に狭いとも感じた新年度の始まりでした。

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