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3-1 で、外資ってどうよ?

外資系/内資系(日本企業)」
転職を検討する際に引っかかる人は多いキーワードではないだろうか。

ネットで検索すれば山のような情報がヒットするし、外資系企業の概要をつかむことに難はないだろう。外資系企業の特徴はそれらの情報にお任せするとして、私は外資系企業で働いたことがないあなたが知りたい「で、外資ってどうよ?」というざっくりした印象をお伝えしたい。

外資は転職者にやさしい。私はアメリカ系1社、欧州系2社で勤務したが、これは共通して言えると感じている。どの会社もカルチャーは様々だが、概して馴染みやすい。その理由は簡単だ。社員はだいたい転職者だからである。転職者の寄せ集まりなので、転職者を受け入れる体制がメンタル的にも社内制度的にも整っていることが多いと感じる。

そしてドライである。その理由は簡単だ。だいたい転職者だからである。転職者はみんなそれぞれの理由でその会社で働いているため妙な連帯感がない。新卒就活の際にありがちな“社員の仲がよさそう”“社内サークルが楽しそう”のような動機で入社する人は皆無であり、誰も同僚と仲良くなることに重きを置いておらず、それぞれがそれぞれのタスクを全うするために集まっている。そのため、上司が残っているので帰りづらいとか、飲み会に頻繁に誘われるなどという雰囲気を感じたことはない。

上述の通り外資系は転職者の扱いに慣れているため、受け入れ時のフローもしっかり整備されており、入社後自社に馴染むためのトレーニングも用意されていることが多い。
一方で日本企業は新卒一括入社文化が根強く転職者の扱いに慣れていないため、転職者にとっては外資系の方がよっぽど働き“始め”やすいと言っていいだろう。

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