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3-3 外資系に向く人

あなたは外資系企業にネガティブなイメージを持ってはいないだろうか。

ネットで「外資系 デメリット」と検索すると様々なデメリットが紹介されている。
激務英語必須福利厚生がない、などなど。外資系企業で働くことに思わず躊躇しそうなワードが並んでいる。
その各ワードに関する検証はしようがないし、各企業によっても状況が異なるためあまり意味をなさないと考えるが、外資系企業で働くと果たしてそのような怖い環境が待っているのだろうか。また、外資系企業にフィットしている人はそのような厳しい環境を楽しめるような人なのだろうか。

あなたは外資系企業で働いている人が日本に何人いるかご存じだろうか。約40万人である(経済産業省の2020年調査より)。その40万人がすべからくそのような怖く厳しい環境を楽しめるようなマゾヒストなのだろうか。少なくとも私はそんなネガティブな環境を楽しめるような人間ではない。

何が言いたいのかというと、転職先を検討するうえで内資か外資か悩むこと自体がナンセンスということである。日本企業だって制度や文化は様々であり、前述の通りあなたにフィットする会社に出会う可能性は極めて0に近い。あなたの転職先候補から外資系企業を排除したところでその確率にほぼ影響は与えないだろう。

私は外資がいいとも悪いとも考えたことはないが、外資か内資かを悩むこと自体が無意味なものであるということはだけは言えると考えている。

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