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【サウナ】水分不足の時に、腸にはどのような反応があるのか

1年ぶりにnoteの記載になりました。まだまだ暑い夏が続く9月ですが、子供は元気です。もう10時なのに、スーパー銭湯の中を奇声を上げながら走り回る子供達ばかり。

サウナに入っていて、ふと、どうやって汗が大量に出るのだろうか、水分不足となった時に、体にどのような影響が起こるのだろうかなんてことを考えていました。(こんなこと考えないで、じっと入りなさい。。。)

そもそも、どうやって汗が出るのか

まず、なぜ汗が出るのかについては知っていますよね。ヒトは恒温動物であるため、体温を一定に保てるような仕組みとしての「発汗」が備わっています。

汗は蒸発することによって体の熱を奪い、体温を下げることができます。いわゆる気化熱です。ではその汗はどうやって出るのでしょうか。

どうやら私たちの皮膚には「温度受容器」があり、暑い寒いを感じ取ることができるようです。温度受容器で感知した情報は脊髄を経由して、脳の視床下部というところに送られ、「暑い!」「寒い!」と感じ取れるようになります。

花王『汗の基礎知識1 何のために汗はあるのか?』より引用 https://www.kao.co.jp/8x4/lab/article01/

ちなみに脳の視床下部は、大脳と中脳の間にある間脳(かんのう)に位置し、内臓の働きや内分泌の働きを支配し、生命現象を司る自律神経系の中枢として知られています。体温調節の役割もここで担っているようです。

参考:Akira Magazine『間脳の機能・概略』

「暑い」と感じた後、エクリン汗腺という汗腺に指令が送られ、血液を濾過して発刊しています。汗腺にはよく聞くアポクリン汗腺とエクリン汗腺がありますが、体温調節にはエクリン汗腺が関与しています。

参考:ドクターズオーガニックトップ『汗腺』

ここまで書いたところで、体温調節に視床下部を経由する必要なく、暑いと感じなくても勝手に体温調節を行うという研究結果を見つけてしまいました。が、専門家ではないので、詳細は以下をご覧ください。

参考:名古屋大学『体温調節の行動には温度を「感じる」必要がないことを発見 ~熱中症の発症メカニズムの理解に大きな一歩~』

腸ではどのような反応が起こっているのか

発汗のメカニズムが長めになってしまいましたが、本来はこちらが気になっていたのでした。
元々お腹が弱く、たびたび腹痛を起こしていた私は、水分不足の時には水分吸収をしている腸ではどのようなことが起こっているのだろうと気になってしまったわけであります。

水分不足による反応として、腸ではよりたくさんの水分を吸収しようとするようです。その結果、便秘となることもあるとのこと。

また、発汗することで血液中の水分量が減少すると、血液はドロドロになり、流れが悪くなります。この状態では、腸への血流も減少し、栄養素や水分の吸収効率が低下するようです。

サウナに入って水分補給をしないと便秘になるよということですね。当たり前でした。水を飲みましょう、水を!!

あっけない終わり方ですが、水分不足は大事ですね。熱中症も怖いので、子供にもたくさん水分を摂取させましょう。

気が向いたら、逆に水分をとりすぎると起こることについて書いてみよう。

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