外反母趾 ー病因・経過の理解と運動・装具・靴指導の効果ー
外反母趾の有病率は年齢とともに増加し、65歳以上では30%と越えるとされています。
その有病率の高さから、外反母趾がリハビリの主疾患となっていなくとも、併存している患者が多く、実際に素朴な疑問を投げかけられることも多いです。
・なんで外反母趾になるの?
・外反母趾って治るの?
・効果的な運動は?
・装具ってどうなの?
・やっぱりヒールはダメ?
整形分野に従事する理学療法士であれば、何度かこういったことを聞かれたことがあるのではないでしょうか?
では、それぞれの疑問に対して、何と答えますか?
ボヤッと濁さずに、1つ1つ明確に答えることはできますか?
これだけ有病率が高い外反母趾だからこそ、今後も同じ質問を投げかけられる場面は必然的に多くなるはずです。
少しでも回答に詰まるものがある方は、最後までご覧下さい。
エビデンスベースでご説明致します。
少しでも臨床のヒントになっていれば幸いです!!!