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コーチからの手紙

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#テニススクール

トップスピンロブ練習法

トップスピンロブ練習法

普段のレッスンやラリーで、
ネットギリギリに打っていませんか?
確かに球筋は綺麗ですし、

「ネットさえ超えてくれれば、
コートに収まる」

ので、練習の時は気持ち良くボールを打つ
事が出来ます。

フラットドライブ系のネットギリギリの
ボールは、程よく短くなりやすい
ので、相手も楽しそうです。

また、

「ミラーリングの法則」

により、
練習であれば、相手も似たようなボールに
なり、気分良く

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最高の付け焼き刃

最高の付け焼き刃

ストローク限らず、

「当たりが取れない。」

という問題は、

「連鎖系統があっていない。」

という事です。
わざと当たりを薄くしている場合は、
別にして、

・試合中に飛ばなくなる
・チャンスボールがハードヒット出来ない

という問題は、

「連鎖系統と飛ぶ方向の不一致。」

で起こります。
ほとんどのプレーヤーは、感覚で
打っているので、

「プレッシャーがかかった時に、
連鎖系統が変わっ

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バックハンドを狙うということの意味

バックハンドを狙うということの意味

テニススクールのレッスンを受けて、
初級、初中級と昇格して、

「テニスをテレビで観戦しても、
ルールが分かるようになった。」

ので、プレー以外でも楽しめるようになった。
そろそろ、

「自分も試合に出てみたい。」

そこで、スクール内シングルス大会に
エントリー。

大会の雰囲気も楽しかったし、
コーチや仲間め応援してくれて、
とても良い時間だった。

「惨敗」

という結果を無視すれば。

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フィジカルのテニスに与える影響

フィジカルのテニスに与える影響

フィジカルが大切だって事は、
いろんなメディア…本、テレビ、ネット、YouTube…みんな言ってるので、
そうなんだろう。
でも、実際

「どんな影響があるんだ?」

「どんな事が起こるんだ?」

「テニスが本当に良くなるのか?」

半信半疑の方も多いと思います。
テニプラは、20年以上、テニスコーチを
してきました。

一人の選手を10年以上コーチする事は、
珍しくないですし、

親子二代や三世

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回転と戦術とメンタルのステージアップ

回転と戦術とメンタルのステージアップ

せっかく、

トップスピンを練習したのに試合では、

「当て打ちのフラット。」

だったり、
攻撃するんだ!とフラットドライブの
練習をしたのに…試合になると

「カシュカシュのトップスピンに逆戻り」

なんて事はないでしょうか?

どんなに練習しても、

「また、元通りになってしまうのではないか?」

「意味のない練習なんじゃないか?」

とか考えて、

「変わること、成長することを諦めて
いま

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前面軸と骨盤の角度

前面軸と骨盤の角度

身体には厚みがある。
前面軸と背面軸の違いは、何となく理解した。
しかし、自分がやってみると、
どうしても、背面軸になってしまう。
打ち終わった後、足が外に出なくて、
スムーズなリカバリーステップが踏めない。
そもそも、

「腰に違和感がある。」

そんな、

「前面軸の重要性をわかりながら、
なかなか覚えられない。」

という方は、多いと思います。

やはり、新しい技術を習得する際には、
コツと

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横に動かされた時の対処法

横に動かされた時の対処法

あらゆるスポーツは、

・バランス
・リズム
・タイミング

で遊んでいます。

テニスも例外ではありません。
特にバランスを崩す為に、

「貴方を動かそうと、オープンコート。
つまり、いない所に打ってきます。」

そうなると、動いてボールをショットする
事になるわけですが、
止まっている状態に比べて、

「難易度が上がりますよね。」

当然、そうなると選択肢は、

・極端に安全策
・ステイ
・カ

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手の内とテニスエルボー

手の内とテニスエルボー

テニスエルボーって、知っていますか?

「肘が痛くなる病気」

らしいです。

病気なんだ…。

外傷ではないので、病気らしいです。
改めて調べて、1番衝撃を受けました。
WHOの定義だと生物の不調、不都合が
生じた状態の事らしいので病気です。

正直、自分はもちろん、

「生徒さんにも、ほとんどいなかった。」

ので、テニスエルボーの知識は、
少なかったのです。
つまり、

「技術要因がほとんど

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深いボールの対処

深いボールの対処

今回は、深いボールについて、対処の仕方について書きたいと思います。

深いボールといっても大きく分けて2パターンに分かれます。

・下がることのできる深いボール

・下がることのできない深いボール

大きく分けるとこの2つに分かれます。

まず、下がることの出来る深いボールから解説していきましょう。

「下がる事ができる。」

深いボールと言う事は、ボールの速度がゆっくりだと言うことです。

加え

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ストレート、逆クロスボレー(シフト系)

ストレート、逆クロスボレー(シフト系)

貴方は、

・コンチネンタルグリップで、
・ラケットヘッドを立てて
・上から下に
・脇を締めつつ
・踏み込みながら
・コンパクトに
・当てたら止める

ってレッスンを受けていませんか?

正直、テニスのレッスンの中で

「1番間違っている、遅れているのが
ボレーだと思っています。」

全くわけが分からないレベルで合ってません。
これをレクチャーしているコーチも

「こんな動きしてない。」

のです

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パラメーター保存の法則

パラメーター保存の法則

「問おう!貴方は何故、コンチネンタルグリップで握るのか?」

ボレーは、コンチネンタルグリップで握って下さいってレクチャー受けた生徒さんが、
ほとんどだと思うのですが、

「何故、コンチネンタルグリップなんですか?」

って質問に全然、答えられない生徒さんが、
多いんです。

「最初、そう教わったから。」

生徒さんだけなら、仕方がないとも
思いますが、

「コーチすら理由が明確でない。」

残念

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アングルボレー(クロスのハンズ系)

アングルボレー(クロスのハンズ系)

ネットについて、チャンスボール!
アングルボレーでお仕舞い!
っていうシーンで、
しっかり決め切れていますか?
と、言いますか、クロスにきちんと
ボレー出来ていますか?

ボレーボレーや、ボレー対ストロークって
ストレートコートで練習することが
多いので(安全面の考慮から)
クロスボレーをしっかりするって、
球出し以外だと、

「いきなり試合」

なんですよね。ストレートボレーを
クロスに持ってい

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回旋系とスライド系の比較

回旋系とスライド系の比較

回旋系とスライド系があるのは分かった。
けど、

「今更、変更するメリットがあるのか?」

そんなご質問にお答えすべく、
今回の記事を始めたいと思います。

そもそも、回旋系、スライド系って
何さ?って方は、こちらをご覧下さい
回旋系サービスについて

https://note.com/tennis_plus/n/na17a9ece67cd

スライド系サービスについて

https://note

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スライド系サービスについて

スライド系サービスについて

本来、進化とはこういう形を取るものなのでしょうか?あの突然変異から10年。

次の芝の王、ロジャー フェデラー選手があらわれました。

まさにオールラウンド。
華麗なプレースタイルで20年以上、
世界中のテニスファンを魅了し続けてきました。
やってる事が凄すぎて、
よく分からない選手です。

「20年?」

フェデラー選手も回旋系のサービスの特徴を
しっかり持っていますし、
回旋系である事には変わ

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