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【スイス留学】身近にいるキツネ

今回はスイスに身近にいる狐について紹介します。

一般的に狐はエキノコックス(多包条虫)と呼ばれる寄生虫に感染しているとされ、人間が狐の糞便を経口摂取することでエキノコックス症と呼ばれる重篤な病に感染するとされています。エキノコックス症は感染しても潜伏期間が10年程度と長いため、無症状でも狐との接触等、何か思い当たる節があれば病院に行かれる方が良いと思います。

そんな恐ろしい狐ですが、日本では北海道で確認されており、エキノコックス症自体は北海道および本州北部で確認されています。
狐は日本以外でも確認されており、私の留学先であるスイスの街中にも普通にいます。

私が初めて遭遇したときはEPFLから帰宅する途中でした。この写真のように深い茂みの中から現れ、歩道を闊歩していました。

帰路にある茂み

ひえー、こわいですね。
だけど、糞便を経口摂取って、そんなことしないよー!っていう人結構いると思いますがエキノコックスはとても小さく、草木や虫に付着した糞便を手で触ってそのまま口には運んでしまうことが結構あります。
なのでこのような茂みの草木や虫には触らない方がいいですね。

ハイキングに行った際にもうっかり川の水も飲まない方が賢明だと思います。外国ということもあり、このような情報は現地の人からしか手に入らないと思うので留学や海外赴任された際には現地の方とのコミュニケーションは忘れないでくださいね!

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