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偽りのキラキラ日記

本日は、中学生から始めた日記のお話を。


なぜ日記を書いているの?

何度も挫折しながらではあるけれど、大雑把にカウントすれば7年くらい、ちまちま書いています。

始めたきっかけは部活の記録をつけたかった、それだけです。毎日のメニューを箇条書きして、練習試合があれば学校名とスコアとかを書いていた。このときはまだ部活が休みの日は何も書かずにいて、完全な部活ノートとしての立ち位置でした。

メモくらいの量しか書かないので、手のひらサイズの小さなノートを使っていたのですが、3冊目に入った時に思い切ってノートを大きくしてみた。

というのも学校生活のことを書きたくなったから。

しんどすぎる人生のどん底に落ちた中学2年生の私は誰にも話せないことをどうにか発散したかったのだと思う。あの頃のお話は気が向いたら書き留めておくか。


偽りの日記

そういえばあの酷い時期はどんなこと書いてたっけ??と、日記を読み返して違和感を感じた。


中学2年生の頃の私が楽しそう


なんでだ???あの頃はどん底にいて、自分以外敵だと感じて過ごしていたのは確実。そのときぶわああああっと蘇ってくる嫌な記憶。あの時の私は負の感情を書くことに恥じらいを感じていた

自分しか読まないくせに変に取り繕っていたんですよね。音符だのハートだの、たっぷり使った変に楽しそうな文章だった。たしかに書いてあること自体は嘘ではないし、かすかにあった楽しかったことも覚えている。

時間が経ってわかったことがあった。それは、9割の辛いことを書かずに1割の楽しい思い出を引き延ばして書いている。日記を読み返して感じたモヤモヤはこれだった。

自分なりの逃げの方法だったんだろう。無理して学校に通いながら、日記では無理して楽しそうに振る舞っていた。

強がらなくてもいいのに、とか、過去の自分に言ってやりたいけど、心に傷を負いながらも頑張って保っていたわけだし、これはこれで正解だったのか。



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