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『ゴミ捨て場の決戦』を観戦して


プロトコール

映画を観ていない方へ

まだ映画を観てない人の中でも『気になるけどもうちょっと待てばどこかのサブスクで配信されるだろうし、映画館まで行かなくてもいいかな』と思ってるそこの貴方!!!気になるくらいの熱があるなら今すぐ何の情報も入れずに映画館へ行きましょう!!この映画は大きな音と大きなスクリーンで見ることに意味があります。前方ど真ん中の席で観ましょう!さあ!!!お近くの映画館を調べるのです!!!





⚠️こちらは映画を観た方向けのネタバレあり記事になります




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私とハイキュー

簡単な自己紹介を。私はバレーボール部に所属し部活のことしか考えていないような生活をしていました。アニメに疎く、初めてしっかり観たのがこの『ハイキュー!!』です。

2期→3期→4期→1期の順番で観ていた変な視聴者だったことをここに懺悔します。そしてアニメのみの知識です。(いつか漫画を全巻揃えたいとは思っているのですが…)

バレー部だったため、ハイキューの情報は部員から毎日のように入ってきますし、友人のシューズケースにぶら下がったキーホルダーを見る機会も多いのでアニメを観なくともキャラクターの顔と名前はなんとなく一致する程度には知っていました。そして、2期が始まるタイミングで「ちょっと観てみるか」となり、ハイキューに出会いました。

途中あたりからキャラクターが増え脳のキャパが足りなくなっていき危なかったのですが、それでも「バレーのアニメとして最高に面白い」が根底にあるのでギリギリ完走できました。

先述した通りアニメを変な順番で観ていたので答え合わせのような1期もそれはそれで面白かったです笑(折れたホウキってこれのことか!とか、山口ジャンフロ見る目がキラキラしてる!とか。)


映画を観に行こうと決めたきっかけ

烏野のメンバー→すごく分かる
音駒のメンバー→分かる
烏野vs音駒→新しいキャラを覚えなくていい!!今ある知識だけで十分楽しめるはず!!うおおおお!!行く!!!
です。

せっかくならバレーの世界に浸りたいと思ったのでIMAXで鑑賞
これが、本当に良かった。


試合開始

本編でグッと来たポイント

追記していくかもしれませんが今パッと思い出せる範囲で書いておこうと思います。

日向と研磨
相手の学年を知らない状態で仲良くなって後から『え、先輩だったの!?』みたいなことは現実の世界でもあるのでそれもまたリアルでいいですよね。

春高のディティール
再現度に惚れました。市大会では滅多に聞こえないが春高くらい大きな大会になるとよく聞こえるあのメガホンと応援の合わさった声。拡声器を通したあの声を聞いた瞬間にああ春高を観に来ているんだと錯覚するあれ、最高でした。得点板もそういえば春高ってああやって出されてたな〜とかね。
あと学校名も空目でおお!?となるのが多くて楽しい。どこかが清風っぽい名前だったり鴎台も駿台っぽいなぁとか。青葉城西が青城(せいじょう)って略されてるのも星城!?ってなるし。

メンバーチェンジ
日向とメンバーチェンジする時に微かに見える髪の毛で山口だと認識して、もうここで泣いてしまう。山口のサーブに至るまでの過去を知ってしまってから気持ちが入りすぎて大変。

音駒の戦略会議
みんなジャージ(だっけ?)を着ている中、リエーフと夜久さんが薄着なの、あぁこれが解釈一致ってことね

研磨視点のシーン
この映画といったらこれでしょのシーンですね、凄かった。ネット越しのサーバーを見ている時に視界が上下ふわふわする感じ、リアルすぎる。『すごーい!没入感〜!』とかのレベルじゃない、
『自分がバレーをしている…!!!!』
研磨が主役だからそりゃそうなんだけど、セッター移動量多いし研磨視点にしたの大大大正解なんですよね、1番頭フル回転させなくちゃいけないポジション。サイドからの攻撃に合わせてブロック跳びに行ってすぐ振り返ってセットアップ入らなきゃいけない、ネット際のボール拾いに行ってすぐに次の準備とか。
IMAXの前方席だったのですが、視界いっぱいのスクリーンで観るこのシーンは追加でお金を払えるほどの凄さでした。この数分だけでも元が取れる。観ているだけで疲れた。

最後の失点
音駒最後がダブルコンタクトだったのが辛い辛すぎる。条件反射で飛び込んでいく気持ちもわかる、たとえ笛が鳴っても諦めきれないというか。
そもそも公式球が1年ごとミカサとモルテンに変わるというのがありまして、バレー部の人は共感してもらえると思うんですけど、ミカサの方が圧倒的に汗で滑りやすいというのがあり、モルテンは滑りづらい。もしこの試合の公式球がモルテンだったら結果は変わっていたのかもなぁとか思っちゃいますよね。でもミカサだからこそ山口のジャンフロがここまで輝けたのかもとかもあり。フローターで打つとすんごい落ちたり左右振れたりするんですよミカサって…(個人の感想です)


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現実離れの中にあるリアル

最後の研磨視点のシーンはハイキューを見ていなかった人にも薦めたいくらい圧巻でした。特にバレーをやっているがハイキューは見ていない人に見てほしい。ハイキューの好きなところって、現実ではあり得ないこと(及川さんのサーブやら変人速攻やら)をしているのに、リアルに描かれているところ。ちゃんと負けたりするからね。実際にバレーをしている感覚になったし、ダブルコンタクトのしんどさを思い出したりする。
これを機にハイキューを見てほしい。現実離れしているアニメで収まらないんです、バレーを深く知っている人ほど再現度に感動すると思います。



集合

今後のゴミ捨て

すごかったですね。最高でしたね。同じ映画を2回以上観に行くことはなかなか無いのですが、ゴミ捨て2回目が現在決まっていますし、4DXで上映されるならまたゴミ捨てします^_^


では皆さんも良いゴミ捨てライフを!


『劇場版ハイキュー!!ゴミ捨て場の決戦』

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