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KPOP第2世代セクシー列伝 特別編~’セクシーの定義’は時代と共に変わりゆく。 AFTERSCHOOL/Secret/RAIMBOW/HELLOVENUS/STELLAR/Dal★Shabet/Nine Muses/FIESTAR/LAYSHA~青春という名のKPOP Vol.125 

あの頃、KPOPはセクシーに満ちていた。

現在から見る第2世代のKPOPガールズを象徴した’セクシー旋風’を振り返ってみたい。

ここで、1人の女性の’セクシー’についての考えを聞いてみよう。

Q1. 過去と現代では、セクシーの捉え方が異なってきている?

A. 過去において、日本のセクシーというのは、どちらかというと性的な意味でいやらしいイメージの方が強かったように思います。秘めることを美学としてきた日本人が、一昔前のように肌を大胆に露出している女性を見たら、それは嫌悪を感じることもあるでしょう。しかし今は、セクシーの意味も進化してきていると思います。露出の多い服装をしているからという単純なことではなく、マニッシュな服装をしていたとしても、その人物から漂う人間性や、奥深さをセクシーに感じるということの方が興味深いですね。

Q2. あなたの考えるセクシーの定義って?

A. 成熟や、内面の豊かさ

Q3. 内面・外面問わず、現代のセクシーに欠かせない要素は何?

A. 以前までは、外面の露骨なセクシーさにとらわれがちだったように思いますが、多様性を重んじる現代、内面 から滲み出るような女らしさ、豊かな経験や心が、その人の人間としての色気には欠 かせない要素なのだろうと思います。             冨永愛(VOGUEインタビューより引用)

’セクシー’とは何なのか。

KPOPガールズグループの変遷を見ると、ある意味、’セクシーの定義’の変遷の歴史のように見えてくる。

今、第4世代を中心に躍進を遂げているガールズグループに共通なのは、’男性に媚びない、自分らしく生きる、かっこいいセクシーの在り方’

中でも象徴的なのが(G)IDLELE SSERAFIMだ。

どちらも時に露出の高い衣装でパフォーマンスをする時があるが、
そこにいやらしさは一切なく、潔く、力強いかっこよさに満ちている。

NUDEという言葉の偏見さえも打ち破る(G)IDLE
鍛え上げれた筋肉美と圧巻のパフォーマンスのLE SSERAFIM

遡って第3世代のガールズグループは可愛さの象徴のTWICE清純さの象徴のGFRIENDが躍進し、一方ガールクラッシュの代名詞としてBLACKPINKが存在感を発揮。その中で、ひときわ健康的なセクシーさを表現していたのはAOAくらいだろうか。

そして、今回の特集の主役の第2世代は、セクシー花盛りの時代。

よく言えば、大胆!

悪く言えば、露骨! 笑

改めて、彼女たちのパフォーマンスを見ることで’時代とはこうも変わるものかとの感慨や’それにしてもやり過ぎでしょ!’とツッコミたくなる時代錯誤も感じることでしょう。

それでも第2世代の彼女たちはその時代だけに許された輝きを放っていた。

もちろん、第2世代TOPの少女時代2NE1KARAといったトップグループや、f(X)などの個性派、APINKなどの清純派は、セクシーさを前には出さず各々の存在感を発揮をしっていたが、誤解を恐れずにいえば、この時代の多くグループ(たぶん8割くらい)は’外面上のセクシーさ’に全振りしていたように思う。

その中で’サマークイーン’としてトップグループまで至ったのはSISTARだ。

そして、そのSISTARの記事を書いた後に、KPOP第2世代セクシー列伝という特集ではmiss AEXIDGirl's Dayと3つのグループを紹介してきた。どのグループも歌とダンスの実力をしっかり持ち、時に’外面的なセクシーさ’を武器として人気グループとに駆け上がったグループだ。

ぜひ、彼女たちの軌跡も見てほしい。

そして今回1年ぶりに投稿するKPOP第2世代セクシー列伝の最後の特集では、まだまだ紹介しきれなかった第2世代KPOPガールズで、セクシーさと実力を兼ね備えたグループをご紹介します。

ラインナップはこちら!

AFTERSCHOOL  
Secret
RAIMBOW
HELLOVENUS
STELLAR
Dal★Shabet
Nine Muses
FIESTAR
LAYSHA

その数なんと9組

では、あの時代にタイムスリップして’艶やかな華’を堪能しましょう!

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