音楽、どうやって聞いてた? -2001年生まれはこう聴いた-
音楽遍歴なるものを綴ってみようかと。
ただ、「《何を》聴く?」ではなく、「《何で》聴く?」に焦点を当てたいと思います。
「音楽聴き方遍歴」ですね。
あくまでも2001年生まれのひとりは、こうだった、というものです。
それを踏まえて読んでいただければ幸いです。
私は2001年に生まれた現在20歳。
物心ついたときにはCDがそばにあった。
私と音楽の出会いは、家族で出かける車の中。
運転席と助手席の間に、数えきれないほどのCDがラックされていた。
そこから聴きたいものを取り出し、両親が流していた。
たしか、ミスチルと宇多田ヒカルが多かった。
これらの流れている曲を自然と覚えていることが、現在の音楽好きになる第一歩だった、そう思う。
次第に教育テレビやアニメなどの曲で、「聴きたい曲」ができると「これ流して!」とねだった。
原点はCDの音源。
少しして、テレビ番組で音楽を聴くという体験があった。
覚えている限り、Ⅿステがほとんどだったと。
そのあたりから、人並より音楽を意識していたのかも。
小学4年生あたりでひとつの大きな転換期が訪れます。
iPodが手に入るのです。
iPodtouchをお年玉で購入したのです。
初めてお年玉を使った瞬間。
当時、小学校高学年の一部が携帯を持っていた時代だ。
小4でiPodなんて、誰にも言わずにヒミツにして家でひっそりと、音楽を独り占めにした。
ひとりで、イヤホンで、自由に、いつでも、なんでも、音楽が聴けるのだ。
これの「革命」以外の呼び方を知らない。
当時は親のPCに取り込まれたCD音源をiPodに落として聴いた。
BUMP OF CHICKEN、RADWIMPS、GReeeeN、いきものがかり、SEKAI NO OWARI、西野カナなんかを聴いてた気がする。
iPodにはもうひとつ、大きな革新性があった。
YouTubeだ。
当時2014年くらい。
忘れもしない、「光るなら」に出会った瞬間。
そこからGoose houseのYouTubeを漁った。
当時はまだ、ニコニコ動画を舞台にして「歌ってみた」やボカロを覆面で配信する方法がネットミュージックとしては主流だった。
一発撮りの緊張感があって、顔が見えて、アコースティックが多くて、YouTubeを拠点にする(Ustreamもやっていた)。
Goose houseは珍しい存在だった。
MVのフルバージョンをYouTubeにアップする文化もなかったが、グースはフルで聴けた。
そんなこともあって、YouTubeの音楽≒Goose houseだった。
中学に上がったくらいから、YouTubeと音楽の距離が近くなる。
YouTubeで音楽を聴くことがスタンダードになっていく。
そのあたりから、iPodで聴くCD音源、YouTubeで聴くGoose houseとMVというスタイルで固まってくる。
自分でレンタル屋で気になるものを借りて、PCを経由してiPodで聴く。
これがどんなに楽しかったか。
中学2年のときに自分のお金で初めてCDを買うのだが、これがSEKAI NO OWARIの『Tree』。名盤。
次に訪れる変化は高2。
サブスク、というものがあるらしい。
2018年くらいに始めたので世間的にみるとちょっと早いくらい。
最初は慣れなかった。
膨大な楽曲の海に放り込まれて、どうしていいのかとわからなくなる。
とりあえずiPodにあったものから聴いてみる。
ラッドやバンプはサブスク解禁してない。
でも、知らないアーティストがたくさんあるから、開拓できると思うとわくわくした。
素敵な音楽に出会うスピードが急加速した。
スマホでタップするだけで、新しい音楽が聴けるのだから。
洋楽も聴くようになった。
レンタルだと、洋楽はとくにリリースからの時差が大きくて、1年くらいずれることもあったから、洋楽もゆっくり聴くようになった。
そして、今にいたる。
今はほとんどサブスクで聴いてる。Spotifyに落ち着いた。
YouTubeでMVをみたり、カバーを観たり。
新しいアーティスト、曲を見つけるときはYouTubeが多いかも。
これについてはまた今度。
CDもたまに買う。
なんで?と思う人も多いと思うので、改めて別のnoteに。
最近はレコードも欲しいなーと。
大きくて所持してる感覚があるし、何よりdigしやすい。
サブスクで聴けないようなものを、レコード屋で引き当てたいな、なんて。
2001年生まれの私の「音楽聴き方遍歴」。
自身の成長と合わせて綴らせていもらいました。
レコード、カセット、MD、WALKMANを通っていないので、その話をぜひ聞きたいと思います。
ぜひ教えてください、お願いします!
あなたの「音楽聴き方遍歴」は??