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よんだ本、みた映画、きいた音楽。

最近作品に触れることが特に多くて。
しかも、いいなと思うステキな作品がばかりで。

明日は朝からバイトだけれど、夜更かしをして綴ってみよう。


順番はおおよそ、その作品を鑑賞したときの時間順になっている。

DUNE

話題になっている、「最高のシネマエクスペリエンス」と銘打った映画。
監督がドゥニ・ヴィルヌーヴ氏で、この監督は『ブレード 2049』『メッセージ』を手掛けているという。
まだみていないのだけれど、話題作の監督か!となった。
監督の名前に惹かれてみに行ったわけではなく、上映前の予告をみて決めた。調べたら、ヴィルヌーヴ氏で驚いた。

この作品、SF小説が原作で歴代に実写化したことはあるものの、あまり評判が良くなかったらしい。
実写化として成功させたい、誰に任せようかとなっているところに、ヴィルヌーヴ氏に白羽の矢が立ったという。

肝心の中身は最高だった。

規模感が今まで観た映画の中で最大だった。デカすぎる。
そりゃあ、今まで再現しようと思っても不評といわれる。
こんなん映像化するほうが凄すぎる。

主人公のポール・アトレイデス役のティモシー・シャラメがカッコイイ。
私は役者をカッコイイと思うことは人より少ないけれど、思わずにいられなかった。これは本気でモテるタイプの俳優さんである。

ストーリーは予習なしで見に行くと、わかりにくい部分は残るがまあわかるくらい。
今のところ、かなり面白い。
アクションだけでなく、奥深さみたいなものもちゃんとある。
結末まで必ず追っかけるぞ。

あ、そうそう。
この作品、タイトルにさりげなく「Prat 1」ってあった。
1作で完結してない。何作の続編になるのだろうか。
何作でも見たいし、今から超楽しみ。


ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー2

1年ほど前に話題になった書籍『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』の続編にして、完結編。

前作を読んで、著者ブレイディみかこ氏のファンになってしまった。
彼女の本をいくつか読ませてもらって、読むたびに感心してしまう。
感覚がすごく鋭くて、文章として表現するのもすごくお上手。
そして、日本人が触れるのを嫌う政治について、嫌な感じを残さず読ませるのだ。
敵を作らないし、決して意見を押し付けない。

その著者の子どもとのやりとりを中心にしたエッセイ。
さすがは、ブレイディ氏のお子さん。
すごくしっかりしているし、大人が考えてしまう人との難しさをスッと示唆してくれる。本人は無自覚なのかもしれないけれど。
ブレイディ氏が気づかされている場面がいくつもあって、その体験を読者も一緒にする。
そして、ブレイディ氏の補足や翻訳もちょうどいい。

前作と今作で、著者のこどもの成長を感じることができる。
ぶつかってしまう難題に対しての解決法が、考え方が、一回りも二回りも成長している、と思う。
この物語は完結ということだが、ブレイディ氏の著書に少しでも登場してきてほしいな、と思ってしまう。そしてまた成長した姿をみせてほしい。
本当にすくすくと成長している息子さんである。

この親子と一緒に、何歩も成長できたと思う。
ただ、考えることは止めてはならないし、まだスタート地点。


iri 5th Anniversary Live "2016-2021"

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シンガーソングライターiriの5th アニバーサリーライブ。
場所はUSEN STUDIO COAST。実は初めて行った。

彼女のライブに行くのは初めてで、すごく楽しみだった。
でも、それ以上だった。

もう、ずっと踊ってたし、ずっと笑ってた。
こんなにノれるのか、と思うくらいに揺らしてた。
彼女の音楽は(ジャンル分けするならば)R&Bになると思うのだけど、その魅力が満点だった。

私の立ち位置がスピーカーの前だったこともあり、音が気持ちよかった。
やっぱりブラックミュージックはリズムが気持ちよくて、とくにベースが最高。

iriはMVなどで笑うこともそこまで多くないから、今回のライブで印象がすごく変わった。
明るくしゃべるし、人として素敵な方だった。
携わった人などたくさんの人に思いを馳せて、歌いながら涙していた「会いたいわ」の歌唱は印象的で忘れられない。
いつかまた必ずライブに来ようと思った。

セットリストは、リリースされたベストアルバム収録曲がメイン。
iriという素晴らしいアーティストのアニバーサリーを祝ういいライブだった。



本当はまだまだ書きたいことがあるけれど、今回は前編としてこのへんで。
後編も近々書きます。