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いつも願望を叶えられない人が学ぶべき人は誰?


世の中の多くの人は、心に願望を秘め、自分の理想の姿を想像し、理想に近づいたり遠ざかったりを繰り返しながら日々一喜一憂をしています。



「願望」とは、今の自分ではない何者かになろうとする事でもあります。

他人に憧れる。
あるいは過去の自分に戻ろうとする。



人は願望を追いかけることで、これまで確かに”成長”をしてきました。



人生でほぼ全ての人間たちが夢や願望をその胸の内に掲げるものの、”叶える人”と”叶えられない人”がいます。

今回は、そんな人たちの行動の違いについてお伝えします。





あなたは今”願望”を抱いているはずです。

痩せたい。
お金持ちになりたい。
病気を治したい。
結婚したい。
子供が欲しい。

現代の日本人の多くは、これらの願望を共通で抱いています。

でも、
痩せられる人と痩せられない人。
お金持ちになれる人となれない人。
のように、同じような願望を掲げても同じ現実を過ごしている訳ではありませんよね。





これまで様々な人と関わる中で、願望を叶えられない人の行動のとある共通点に気づきました。

願望を叶えられない人の多くはこの過ちを犯しています。



それは「誰に学ぶか」という事。



僕は少し前にキックボクシングジムに通っていました。

そこではトレーナーについてもらい、動きを細かくチェックしてもらいます。

トレーナーは現役時代、日本で2位の戦績の持ち主で、現役の頃から後輩などにも指導をし、引退後も10年以上トレーナーとして選手を指導をし続けている「教えるプロ」の方です。

そのトレーナーに指導してもらい、その時始めて正しいパンチとキックの打ち方を教わりました。

パンチを打つ時、意識は手や腕ではなく、背中と腰と脚のひねりや重心やバランスを意識をして打つのです。
手や腕を意識したり力んでいると、強いパンチは打てません。

キックを蹴る時、意識は蹴る方の足ではなく、背中と腰と蹴らない方の軸足を意識します。
同様に足で蹴ろうとすると、強く重いキックは蹴れません。



この事は、ジムに通い始めて二日目に教えてもらった事です。



もしも僕が独学でキックボクシングをやっていたら、この事を知る事ができたのはずっと後の事でしょう。

でも、経験者に教えてもらうと、たった二日でなんの苦労もなくその情報を手に入れる事ができるのです。





『願望を叶えるために、誰に学ぶべきなのか』



願望を叶えるのなら、学ぶのは
「その経験をしている本人」
または
「人に教えた経験が複数回ある人」
に限ります。



例えば、「痩せたい」と思ってダイエットをするのなら、
「太っている状態から痩せた経験のある本人」
または
「人にダイエットを教えて痩せさせた経験が何度もある人」
に限るのです。

しかし痩せられない人の多くは「痩せようと頑張っている人」と一緒にいる事が多いのです。
そんな人と「一緒に頑張ろう!」と互いを高め合って頑張っている。
頑張ってる人どうしでそれぞれネットや本で集めてきた知識の情報交換をしながら、痩せようとしています。



なぜなら「変化」を恐れているから。

冒頭でお伝えしたように、「願望」とは、今の自分ではない何者かになろうとする事でもあります。

気持ちでは変化を求めていても、人の潜在意識は変化を嫌い”安定”を求めます。

だから、自分と変わらない人たちと一緒にいると安心します。



でもこれってものすごく遠回りです。

道を知らない人どうしで、目的地にたどり着こうとしているようなもの。

変化をしたいのに、実際は変化をしない人と一緒にいて、その人から学んでしまっている状態なのです。





そして、もうひとつ気をつけていただきたいのは世の中には「教えたがり」がとても多いという事。

自分が経験していないのにも関わらず、憶測や予想でごもっともな事を教えてくれます。

「教えたがり」の方々は、相手が良くなるのか・ならないのかという事よりも、”教える事”自体に優越感と快感を感じます。

「原はダメだ!いつもチャンスで打てねぇ!交代だ!交代!」とワンカップ片手に息巻いてくだを巻く野球中継を見るのおっさんのように。

飲み会で若い新入社員に永遠と武勇伝を語るおっさん上司のように。
(例えがおっさんばかりですいません。。)





お金を稼ぎたいのなら、
「お金がない状態から稼いだ経験がある本人」か
「多くの人にお金を稼がせた経験のある人」に学ぶ事。

病気を治したいのなら、
「病気を治した経験のある本人」か
「多くの人の病気を治した経験のある人」に聞く事。

病気の場合、本人の家族や近くの友人もそれらしい事を言ってきますが、それすらもあまり鵜呑みにしない方が良いと思っています。

近い人の場合はそれなりの苦労もしているので、どうしても感情が強くなります。

感情が強いと事実は必ずズレます。

感情に心が惹かれる気持ちもよくわかりますが、感情論が強いと必ず感情に振り回される道のりになり、願望や目的を達成する道から外れやすくなるのです。



そして彼女が欲しいのなら、モテる人や彼女が途切れない人に聞きましょう!

決してモテない男どうしで「モテる方法」を模索してばかりいない事。
(僕は学生時代、この過ちを犯し続けていました。。)





また、もしもあなたが何かを克服した経験や、成し遂げた経験があるのなら、それは他人にとって大きな価値になります。

お金を稼いだ。
痩せた。
料理ができるようになった。
病気を治した。
彼女ができた。

仮にそれが、「できる人から教えてもらったからできた。自分はただ教わっていただけ。」だったとしても、それを発信する価値は大いにあります。

あなたの先生には先生だから伝えられる人がいて、伝えられる情報がある。

でも、あなたからしか伝えられない人も必ずいて、あなただから伝わる情報も必ずあるのです。



もしもあなたの周りに願望を抱いて行動している人がいて、その人が”野球好きのおっさん”から教わっているようだったら、あなたが教えてあげてください。

”あなたの経験”で、相手の人生を願望の実現へと導いてあげてください。

「経験」は人に提供しても減る事はありません。
無限にコピペ可能です。



あなたの過去の苦しい経験も喜ばしい経験もすべて大きな価値に変えてしまいましょう。

あなたの願望が叶い、あなたが誰かの願望を叶えられる事を願っています。



今日も素敵な人生をお過ごしください。


鈴木天尋


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