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「最強組織マネジメント なぜあの営業課長は売上右肩上がりなのに定時で帰れるのか」を読むと意識と仕組みで残業は減らせると学べる。



twitterで相互フォローをさせて頂いている、偉大なる営業職の先輩、シンタローさんの初著書です。

シンタローさんのtwitterアカウントはこちら

前々からツイートを拝見して、只者ではないのはわかっていましたが、本まで出す方とは。。。

kindle版でサクッと1、2時間で読めるのに、「あー、こういうところが自分(自社)には足りないよね。。。」っていうのが染みてくるので、忙しいサラリーマンにうってつけの本です。

ここからは、私の備忘録的に、「これは実践せねば!」と思ったポイントを羅列していきます。


まず定時に帰る

徐々に早く帰ろうではないんですね。

まず、定時に帰るところから始めようとおっしゃっているのです。

理由は、まず定時で帰ることで今までの残業していた2時間3時間という時間のムダをどう削減するかということに一気に頭が向くから。

確かに、今日から1時間だけ早く帰ろう、では刷新的な改革はできないですね。


誰でもできることを自分ではしない

著書の中では、優秀な営業事務を育てることで、外回りをしていても、自分の事務作業が進むような環境を整えることを進めています。

確かに、営業マンである程度の成果を残している人たちは自給換算していくと、1時間、1分の時間がとても高価です。

その高時給な人が能力を必要としない雑務に追われてしまうよりは、付加価値の高い仕事をした方がいいという話です。


直行よりは直帰がいい

これは最近感じていたところで、めちゃくちゃ共感しました。笑

夜に会社に戻ってしまうと、いつまでもだらだら働いてしまうので、直帰をすべき。

朝直行しても、家でだらだらしてしまうから、事務作業は朝に会社で済ませてしまうべき。

これはいろんな業種で当てはまる話だと思いました。

また、直帰しても、残業している部下からのメールや電話にはきちんと対応することと書かれていて、相談しやすい上司であるシンタローさんの人柄が浮かびます。


実務は手柄ごと部下に渡せ

部下をただの雑用係にするのではなく、何か頼みごとをするときは、それが部下の成果や報酬につながる仕組みをつくるべきというお話です。

これは僕も若手時代に感じていて、先輩によってはすごいパシリに使われて、現地にいったり役所にいったりしているのに、それが報酬にならないのはおかしいと思っていました。

「上司が忙しいから手伝うのは当たり前」ではなく、仕事を依頼するからには、部下にも報われる仕組みがあることで、前向きに取り組んでもらえますね。


飛びぬけた一人よりチームで達成する力が重要

トップセールスが売り上げの半分を稼いでいるような組織は、そのトップセールスが辞めたり、マネージメント側に回ってしまうと売り上げが落ちてしまいます。

大切なのは、メンバーが変わっても成果を出し続けられるチームの仕組み。

このシステムができていれば、マネージャー自体が売らなくても、トップセールスに依存しなくても、安心して働ける楽しく強い職場がつくれるわけですね。


まとめ

こんなヒントがずっと羅列されている本です。

本全体が平易な言葉で、ある程度どんな業界でも当てはまるような内容になっているので、今組織作りで行き詰っている人、自分の業務効率が悪くて悩んでいる人は、読んでみてほしいなと思います。

必ず自分では実践できていない内容があって、「これを自社で実践するにはどうすれば。。。」と考えるきっかけになります。

私も、お客様ありきの仕事かつ、定時の概念はありませんが、働き方を変えてみようかな!と思っております。


↓気になった方はぜひ。


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