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住宅営業マン、読書をする

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ジャンルを問わず、自分が気になった本を片っ端から読んでいきます。 参考になれば幸いです!(^^)
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記事一覧

「1分で話せ」伊藤洋一著: 効果的なプレゼンテーションの技術

はじめに 「1分で話せ」は、効果的なプレゼンテーションとコミュニケーションスキルの重要性を伝える一冊です。 この本は、聞き手の注意を引き、理解を促し、そして行動に移させるための具体的な方法を提供してくれます。 多くの人がプレゼンテーションにおいて、相手が話の80%を聞いていない可能性があるという事実から、話をスタートします。 この認識により、伝えたいメッセージを明確にし、聞き手にアクションを促すことの重要性を、私たちは理解できます。 プレゼンテーションの目的の明確化

AIとChatGPTの未来に目を見張る - 「堀江貴文のchatgpt大全」感想

こんにちは、みのです👔! 最近、興味深い一冊を読みました。 「堀江貴文のchatgpt大全」という本です。AIの進化について、とても考えさせられる内容でしたよ。 本書は、AIがどのように私たちの仕事を効率化し、新たな価値を生み出すかを深く掘り下げています。 特にChatGPTの応用例は、ビジネスシーンでの大きな可能性を示していますね。 文書の要約、会議の議事録作成、スピーチの準備など、その用途は無限大です。 私は特に、AIが人間のクリエイティブな作業を支援し、定型

「心療内科医が教える本当の休み方」 鈴木 裕介 (著)のまとめ

はじめに こんにちは、みのです。 突然ですが、最近皆さんはよく眠れていますか? 私は、なかなか眠れなかったり、3時間くらいでパッと目が覚めてしまうことが多いので、日中に眠気がきたりと悪影響が出ていて悩んでいました。 そこで、この本を読んでみたので、ご紹介させていただきます。 「心療内科医が教える本当の休み方」 鈴木 裕介 (著) 本の内容の一部ご紹介 ストレスを受けると、私たちの体は自律神経の働きによって異なる反応を示します。 これらの反応は、主に交感神経と

『リーダーになったら知っておきたい12のこと 組織人事コンサルが教えるこれからのチームマネジメント』加藤 守和 (著)のまとめ

こんにちは。 新年1冊目に読み終えたのは、チームマネジメントを行うリーダーに向けた本です。 簡単に勉強になった点をまとめていますので、よろしければ参考にしてください。 チームマネジメントの基本 チームマネジメントにおいて、リーダーの重要な役割はメンバーの「充実した体験」を作り出すことです。 これは、仕事、人間関係、共同体、生活の4つのエンゲージメントを通じて実現されます。 良好な組織では、メンバーが仕事に充実感を持ち、尊敬できる上司や同僚との関係を大切にし、組織へ

「三流シェフ」を読むと、三國さんの成功したマインドがドバドバと伝わってくる!

2022年末で、私は12年務めたハウスメーカーでの住宅営業マンというキャリアから、転職エージェントとして独立しました。 その送別会の席で、若手自体からお世話になった上司がくれた本が、この『三流シェフ』という本でした。 著者の三國清三さんは、本場フランスでミシュラン三ツ星を得ているような名店のいくつかで修業をし、日本に戻ってフランス料理を広めた、世界的に有名なシェフです。 本の中身は、三國シェフの自伝で、とても読みやすい文体で、三國シェフと対話をしているように、すらすらと

「ファンに愛され、売れ続ける秘訣」(和田裕美著,佐藤尚之(さとなお)監修)を読むと、今までのセールスが変わる。

今、僕は独立に向けて、どうやって僕に相談をしてくれる依頼者と出会っていけるのかを考えているところです。 大手ハウスメーカーだと、ぼーっとしていてもお客様が展示場にきてくれたり、資料請求をしてくれますが、まったくの個人では、自分から皆さんとの接点をつくらないといけません。 そんな中で、なんとなく、営業として、ハンターのようにゴリゴリ探客をしていくとうより、じっくりと自分を理解してもらう、そんな働き方ができないかなと思って、この本にいきつきました。 著者の和田さんは、営業に

「転職2.0: 日本人のキャリアの新・ルール」(著:村上臣)を読むと、転職についての常識がアップデートされる

最近Twitterでも宣言した通り、今独立に向けて動いています。 目指す仕事は「転職エージェント」ということで、転職についての知識をたくさん仕入れたいと思い、この本を手に取りました。 リンクトインという外資系ビジネスSNS企業の日本代表の著者が、自身の転職経験や、周囲環境から見えてきた知見をまとめた本です。 小難しい話は少なく、「今までの転職」(転職1.0)と「これからの転職」(転職2.0)がどう違うのか、これからの時代にマッチした転職テクニックはどういったものかがわかり

「学びを結果に変えるアウトプット大全 」 樺沢紫苑 (著)を読むと、勉強の姿勢が変わる。

これは雷に打たれるような出会いになった一冊です。 元々、読書は好きだし、それをこうやってnoteにまとめたりして、アウトプットをしようと試みていましたが、「どうアウトプットをすべきか」ということを学ぶ機会は持たずにきました。 この一冊には、アウトプットの仕方、アウトプットをすることを前提としたインプットの仕方が書いてあるので、何か学びを得ようと思っている人すべてに通用する一冊です。 その中で、私が気になったのは読書したあとに、どうまとめていくか、という点なので、

「価格の心理学 リー・コールドウェル (著)」を読むと、顧客に自社商品の価値を伝える方法が学べる。

住宅営業という仕事は、ないものをお客様と一緒につくっていく仕事なので、基本的にわかりやすい「定価」がないです。 坪単価で家をつくっている会社もあるけど、それもあくまで本体工事価格の話で、お客様がほしい建物規模、必要な付帯工事、希望するオプションでいくらでも金額は変わってしまいます。 そう考えると、お客様に適正な金額をお伝えしないと、自社より低価格帯のハウスメーカーとの比較検討に巻き込まれて、適正な利益がとれなかったり、散々比較検討のあげくにコストを理由に負けたりします。

「読書は「アウトプット」が99%―――その1冊にもっと「付加価値」をつける読み方 藤井 孝一 (著)」を読むと、本の読み方が変わる。

金融会社勤務時代に中小企業診断士を取得し、経営コンサルタントとして独立した著者の読書論。 読書をただ読んで終わらせるのではなく、自分の血肉にするための方法が書かれている本でした。 私も、少しでも自分の身になればと、こうやって好きだった本はnoteでまとめる癖をつけるようにしていますが、更に質の高いアウトプット方法をがまとめられているので、実践したいことがたくさんありました。 本書の中から、私が気になった項目を、抜粋してご紹介します。 ○基本のアウトプットは「話す」「書

「投資家みたいに生きろ――将来の不安を打ち破る人生戦略 藤野 英人 (著)」を読むと、日々の判断が楽になる。

久しぶりに本を読もうとふらっと本屋さんで目に入った一冊。 1966年生まれ、ファンドマネージャーとして成功してきた著者が、「投資の技術」ではなく、「投資家のマインドセット」について、わかりやすく例えや名言を交えながら説明してくれる本。 投資云々ではなく、今後のビジネスマンライフにおいて、どう振る舞うべきかのヒントをくれる良書でした。 気になった個所を抜粋して、いくつかご紹介させていただきます。 〇日本人は本来リスクテイクできる集団だった プロローグでいきなり、遣唐使の

値引きをしないでお客様満足を目指す。

なかなか刺激的なタイトルから始めてしまいました。 これを某工務店の社長が見たら「これだからハウスメーカーは信用できないんだ!ぼったくっているんだ!」と喜びそうです。 このnoteは、これから長く住宅営業を続けていきたいと思っている住宅営業マンや、今後家づくりをどのタイミングでしようかと悩んでいる一般の方々の参考にも序盤はなる内容かなと思いますし、別の業界でも営業職の方だと、後半の本論は参考になる内容だと思います! 先に言っておくと、私は値引きが大好きです。笑 これは毎

「眠る投資 ハーバードが教える世界最高の睡眠法」(著: 田中奏多)から学ぶ体調管理法

ハーバードを出て、産業医、心療内科医、MBAの肩書を持つ著者が、日中のパフォーマンスをあげる方法としての睡眠をアドバイスする本。 これは睡眠不足の日本人は必読の一冊です。 ○人間の脳みその仕組みから説明してくれる 人間の脳みそは、集中・意思を司るセントラルエグゼクティブネットワークと、ぐるぐる思考やひらめきを司るデフォルトモードネットワークが相反関係にあり、それをコントロールするサイレントネットワークの3種類の活動がある。 このセントラルエグゼクティブとデフォルトモー

「対峙力: 誰にでも堂々と振る舞えるコミュニケーション術」(著:寺田有希)は身近な先輩の悩み相談みたいに優しく学べる。

今でこそ100万人を超える人気チャンネルになったホリエモンチャンネル。 その中で、色々と世間を騒がせ賛否あるホリエモンをアシスタントとして7年以上支えてきたフリーランス女優の寺田さんの初著書です。 ◯この本のいいところこの本は、彼女の生い立ちから現在まで、どのような思考でキャリアを築いてきたかが、彼女としゃべっているかのようにスラスラ読める本です。 なので、決してキャリア思考を学びたい、コミュニケーション術を学びたい人が「一冊目」に読むべき本としてはちょっとオススメしま