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大人ベンチャー「てにをは」だからできること~Vol.1:岡本真梨子~

こんにちは。インタビュアーの大曽根です。これから5回にわたって、「合同会社てにをは」の3人へのインタビュー記事を掲載していきます。どうぞよろしくお願いいたします!

合同会社 てにをはは、さまざまな問題を抱えている個人や法人への、心理学等の学問を活かした領域横断的な支援を目的として、2018年に設立されました。現在のメンバーは、代表社員の岡本真梨子さん、中山大志さん、大塚万紀子さんの3名。

てにをは の魅力は、個人や法人が抱えている様々なお困りごとの要点をスピーディーに汲み取り、学問やビジネス分野の垣根を飛び越え、研修やコンサルティング以外にも様々な手法を用いて問題解決へと導くことです。対チームや組織でも、まずは個人へのアプローチから入っていくという点は、てにをは の特長であり最大の強みでしょう。

今回は、てにをは のメンバー全員にグループインタビューを行い、てにをはのメンバーや、事業内容、今後の展望などについて話を伺いました。
第1回目は、てにをは を設立した代表社員の岡本真梨子さんの素顔に迫り、その魅力や強みについてお伝えします。

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人に焦点を当て、問題解決への架け橋を築く
大人ベンチャー「てにをは」だからできることとは

もくじ

第1回 面白さとわかりやすさで人を魅了する:岡本真梨子さん ←今ここ
第2回 守備範囲が広いMr.人たらし:中山大志さん
第3回 仕事面や精神面のバランサー:大塚万紀子さん
第4回 気になる「てにをは」の事業内容とは?
第5回 「てにをは」だからできることと、今後の展望について

メンバープロフィール

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岡本真梨子

専門は心理学、その他リベラルアーツ全般を越境して学ぶ。修士課程在学中に、アカデミアとビジネスをはじめとする様々な分断と、その分断により多くの”生きづらさを抱える人”が適切な支援に届かない現状を知り、架け橋的な存在を志す。その後15年で、ビジネス(企業人事・ベンチャー経営)、アカデミア(心理学研究職)の両極を経験。2018年に合同会社てにをはを創業。現在は日々、子どもから経営者まで、ベンチャーから上場企業まで、あらゆる”生きづらさを抱える個人と法人”の支援を行うコンサルタント・研修講師・カウンセラー・コーチとして活動中。その傍ら、企業・心理医療職・アーティストや、自治体・官僚等とプロジェクトを組み、職種やセクターを超えたあらゆる「分断をつなぐ」ためのコラボレーションや実証実験を行っている。

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中山大志

大学にて、中小企業・ベンチャービジネス論を専攻後、メガバンク系金融機関の法人営業を経て、(株)帝国データバンクに転職。20代後半で新規事業としてコンサルティング部門の立ち上げ・事業化とマネジメントに注力。全国を駆け回り、経営相談にのった社長の数は、4,000名にのぼる。2008年にギランバレー症候群を発症し、寝たきりに。”意識がある植物人間状態”から、奇跡的にほぼ健常者状態に回復した後に、「個の能力の最大発揮」を目的に、脳科学・心理学等、様々な自己理解のためのアセスメントや組織を変革する手法を習得する。専門用語を使わずに難しいことをシンプルに分かりやすく、良いことをおもしろく、相手に受け取りやすく伝えるのが特長。

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大塚万紀子

楽天(株)営業・管理部門を経て2006年(株)ワーク・ライフバランスを創業。経営者とともに経営戦略の再設計・組織開発に携わるなかで、組織内のコミュニケーションが課題でありながらも「自分らしいコミュニケーション」について誰も確信を持っていないことに愕然とし、自己理解からスタートすることの重要性に開眼。2020年春より、WLBでのチャレンジと並行して、てにをはに合流。「ビジネスと社会的意義の合わせ技」「事業と自分の融合」を追求するプロフェッショナルとして支援。MBTI®を用いた一人ひとりの自己理解の支援と、組織におけるコミュニケーション促進が専門。​地方創生や新規事業開発といったプロジェクトにも多数関わる。

第1回 面白さとわかりやすさで人を魅了する:岡本真梨子さん


てにをは のメンバー、一人ひとりのことを深く知るために、メンバー同士でそれぞれの魅力や強みについて赤裸々に語ってもらいました。記念すべき第1回目は、てにをは の創業者である岡本真梨子(おかもとまりこ)さんです。

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――私は、岡本さんの講演を何度かお聞きしたことがあります(ママ対象のライフキャリアを考えるワークショップ、発達グレーゾーンのお子さんを持つ親御さん向けセミナー、等)。が、最初はこんなに面白い方がいらっしゃるんだと、かなりの衝撃でした。

中山&大塚
:え?どんな感じだったんですか?

――心理学のアカデミックでエビデンスのある内容を、まるで劇団四季、いや宝塚を見ているような感覚でお聞き、いや舞台を拝見したような。頭でっかちで心を閉ざしがちの私の心の扉が、いとも簡単に開きました(笑)。とにかく面白くて、時間があっという間に過ぎたのを覚えています。また、むずかしい内容を、専門用語をなるべく使わずに、わかりやすく伝えてくれたことも印象的でした。

岡本:私、踊ってましたか(笑)?

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中山:岡本は大学生の頃に競技ダンスをしていたからですかね。感情や思いを目や言葉にすることに長けていますよね。表現力がすごいです。

――確かに今もお話させていただいていて、目力の強さや、身振り手振り加えてお話する姿はすごいものがあると思います!(興奮)

中山:真面目に岡本について語るなら、ビジネスに関するアプローチや、今まで事業化してきたビジネスのスタイルや思考が、自分と似ていると思いました。領域は違うんですけどね。

大塚:そうですね、二人はすごく似ていると思います。ストレングスファインダーの上位資質もほぼ一緒なんですよね。

岡本:中山とは同じ匂いがすると思ってましたね。大塚とは元々プライベートで意気投合、というか、ヲタク仲間です(笑)。ちなみに大塚とも、ストレングスファインダーやハーマンモデルもそっくりです(笑)。偏ってますね!

中山:岡本とは、限られた資源を使って、最短最速でお客さまにとって本質的な支援になるように柔軟に考える、という発想もすごく一致しています。前から知り合いだったのですが、岡本と仕事を一緒にしたら楽しいのだろうなと、考えたことはありましたね。

岡本:中山と似てないのは、お金に執着がないことだけですかね(笑)?

中山:人を銭ゲバみたいに言わないでください!岡本はお金に対する執着が全くないので、財務の仕事を僕が担当しているということです(笑)。お金に執着がないのもすごいことですが、自分の信じる道を周りの人になんと言われようが進めていく力は、素直に尊敬しています。

大塚:行動力、私も同感です! ただその行動力の裏には、複数の可能性や仮説を踏まえた思考があって、さらに自分自身への信頼があるところが岡本らしさです。ただやみくもの行動力ではないんですね。

中山:そうなんです! 大塚の言語表現力もさすがです。
そして、岡本は頭の回転が早くて、口の回転も普通の方の二倍速くらい(笑)なところもすごいと思っています。

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――それは先ほどからひしひしと感じています。みなさんお話するスピードが違うのは当然なのですが、岡本さんはとにかく早い!(ライター泣かせ笑)。すみません、話を戻しましょう、大塚さんは岡本さんについてほかにどんなところが魅力や強みとお考えですか?

大塚:岡本は幅広い教養があるところが素敵だと思います。ビジネスでのご縁を広げたり、新しい価値を生み出すときに、スキルもですが教養も個人的に大事なことだと考えているので。同年代で、岡本以上に教養のある人はあまりいないですね~!

岡本:素直に嬉しいです! 共通の趣味から大塚と仲良くなったという事実もあり、私自身も深い話をできる大塚の存在はとても貴重ですね。

大塚:さらに、情報を整理したり、それをどう印象付けるかという、デザイン性にも長けています。そのセンスを岡本は磨き続けていることがすごいなと思います。常に学び続けている。この間もセミナーを受けてましたしね。この強みはビジネスモデルや、サービスの流れを作るのにとても大事なことだと思います。

中山:二度目な気がしますが、やっぱり大塚の言語化する能力すごい!

――岡本さんが常にすごいスピードで進化していく感じは私もわかる気がします。

大塚:また、お笑い芸人のように面白すぎる話術と巻き込みの力、そしてありのままを伝えられる勇気も素晴らしいです。

――私もいとも簡単に巻き込まれたのでわかります! なんていうか、ご自身の辛い経験を踏まえた上で、ポジティブな側面に光を当ててお話するような。そこは私もとても魅力に感じました。

大塚:最後に、人並みを逸した思い切りの良さ、安心安全信頼のコミュニケーション・ビジネスでのやり取り、流行やヲタク界隈へのアンテナから来る情報収集力、バラエティ豊かな人脈とその活用幅の広さ、などでしょうか。私からは以上です!!(ハァハァ)

一同:おぉ・・・。

――的確かつわかりやすく教えてくださってありがとうございます!中山さん、大塚さんから岡本さんへの思いをお聞きしていると、私まで幸せな気持ちになってきました(涙)。

岡本:もう本当に嬉しくて・・・。みんなからの言葉は永久保存版ですね。ただただ嬉しいです。

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――岡本さんは、ご自身のことをどのように思ってますか? リクルートエージェントの人事、財団法人田中教育研究所の常勤研究員、フリーのカウンセラー、(株)エスキャリアでの取締役社長、と経験豊富ですよね。

岡本:大学院の時に描いたビジョンのまま生きてきただけなんです。心理学をはじめとするさまざまな学問と、世の悩んでいる多くの人・組織をつなげ、誰もが生きやすくなる社会をつくる、その橋渡し役になりたいと思い、今までのキャリアがあります。

色々なご縁で、アカデミアとビジネス、大企業とベンチャーの両極を経験してきました。何度も挫折しかけましたが(笑)、様々な経験を経て、今では当時描いたビジョンの重要性を確信しています。いつも思っていることは、生きづらさを感じている個人や、課題を抱えている法人のために、専門領域の垣根や「~べき」などは全て取っ払って、真摯に向き合って、柔軟な発想をして、その方々がもっと楽に・幸せになるためのご支援がしたい。それが研修だったりコンサルティングだったり、カウンセリングやコーチングだったり、色んな形になりますが、根底はいつも、それだけなんです。そして、それをできているときに幸せを感じますね。

中山:そういえば僕は、岡本にキャリアコンサルティングをしてもらったときに、自分の中の「こうあるべき」がぱ~っと開いていきました!

大塚:私も岡本との出会いで、変われた一人です。

――皆さん本当に仲がいいですよね。今までいろんな会社を取材しましたが、こんなにも平和な空気の会社は初めてですよ〜。

中山&大塚:本当に居心地がいいんです~~。

――ありがとうございました!

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第2回では、「守備範囲が広いMr.人たらし 中山大志さん」についてお伝えしていきます。

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インタビュアー:大曽根桃子

momokoちゃん_s

ライター、編集、撮影、広告、などひとり編集プロダクション的な活動しています。社会問題、子どものこと、地域のこと、グルメ、など、ジャンルは幅広いです。<掲載実績一例> UMU ハルメク リクナビNEXTジャーナル


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