見出し画像

3/29 イースタンリーグ観戦記

ふとしたノリとキッカケで3/29に、多摩市にあるジャイアンツ球場へ映画一本分くらいの時間をかけて向かった。高い場所にあるため、足腰鈍った私には運動がてら丁度いい。

息つく間もなく、チケットに書かれた席へと着席し、後から座った気のいいマリーンズファンの方と一緒に観戦した。

試合展開

先発はC.Cメルセデス。4/4〜マリンスタジアムで始まる試合に向けての調整登板かと思われる。古巣との一戦ということもあり、球場全体がどよめいた。彼の良さでもあるテンポのいいピッチングが続き、スコアボードに0を連ねていく。

一方、マリーンズは2回、西川、佐藤の連打と平沢のバントでチャンスメークし、育成ルーキー勝又が三塁ベース直撃のタイムリーヒットを放つ。しかし4回、金田の2回目のエラーからテンポを崩したのか連打を浴び、失点。同点となり、膠着状態のまま試合は9回裏へと差し掛かった。


マウンドには、こちらも調整登板であろう西野。7回から登板し、3イニング目を迎えていた。先頭の浅野に粘られてフォアボール。センターフライで次打者を打ち取るも、フォアボールとヒットで満塁。世間は春休みということもあり、スタンドに詰めかけたジャイアンツファンの熱気も最高潮になる。そして打席には若林。2球目に投じたストレートを弾き返され3x-2、決着がついた。

Pick up player

文中に出てきた金田は、この試合だけで4エラー。バッティングの方も貢献できていない。しかし監督は交代させることも守備位置も変えることなく、1ゲーム遊撃の守備に付かせた。

最後の方は焦りと緊張なのかピッチャーへの声かけもままならない状態ではあったが、それでも彼は下を向くことはなかった。
木製バットやプロの打球速度に慣れていないのが素人目でも見てわかるが、まだ18歳。沢山の経験を積んで欲しいと思った。

なにせ3/19にオープン戦といえど1軍の舞台を経験し、スタメンで遊撃のポジションにフルでついているのだ。首脳陣にも非凡な才能を評価されているのであろう。記事を書いているこの日も、2番遊撃で彼の名前がある。

3/19 1軍の舞台で7番遊撃にて先発した金田
3/29 2番遊撃で先発した金田

今後の課題と彼への期待

マリーンズは、長年ショートが固定できていない。勿論有望な選手も多くいるし、ドラフトでも毎年というほど指名もしている。それでも、試合を通してこの高卒ルーキーへの期待と潜在能力の高さと課題が感じられた。

そしていつか、マリンスタジアムで躍動している彼の姿を見てみたいと思うようになった。

この記事が参加している募集

#野球が好き

11,152件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?