Vol.170 大企業病について考察④(前編)

おはようございます!
昨日、noteを書きながら寝落ちしてしまい、「テスト」だけ書いて投稿していました…

ちゃんと休まないといけないですね。出張から帰ってきましたし、この土日に立て直します!

さて、本来書こうと考えていたのは、大企業病④「意思決定に時間がかかる」です。

一般的に言われるのが、組織内のレイヤーが多い、手続きに時間を要する、何個も印鑑がいる…といったものです。

この手の話は、「まるッと一括り」にして時間がかかる…と考えては思考停止に陥って文句ばかりになります。

課題解決の基本は
要素の分解→
真因の特定→
対策の立案と実行
ですので、意思決定が遅い理由をキッチリ把握できているか?が大前提です。

極論、レイヤーが多くとも、意思決定者の了解が得られている案件であれば、単に決済手続きのみの話です。

風通しが良ければ、「部長、例の件で稟議書を回しましたので承認お願いします!」の電話1本で終わり、のケースもあるでしょう。

組織の意思決定に関して状況をMECEに分解する一例として、
①意思決定者が不明
②意思決定者は明確
に分けてみます。

①の場合、何よりもまず意思決定者を明確にするしかありません。

よくあるのが、明らかに〇〇部長の責任なのに本人が曖昧にしてしまう…のようなパターンです。

この場合、△△課長が〇〇部長とバチバチにやり合って動かせるなら良いですが、そうでない場合、上の人を巻き込んでヘルプを貰うしかないですね。

例えば□□本部長をCCに入れ、〇〇部長に「例の件、◆の方向で良いですが??」と意思決定を促すようメールする等。

②の場合は苦戦する要素が少ないはずですが、意思決定者が出張で飛び回っていてシステム的に決済してくれていない…等は大いにあり得る話です。

この場合は、意思決定者のスケジュールを十分に把握して、逆算して動けるようにアレンジできるか、が大事かと思います。

そうした「段取り力」は家の建築・購入のような複雑なプライベートマターにも効く力ですし、一種のスキルとして磨いてやる!という割り切りがベストだと、20年間勤めていて強烈に感じています。

ということで、大企業は意思決定が遅い…と嘆く前に、原因をしっかり分析しましょう、という内容を昨夜投稿しようと思っていました(笑)

本日も最幸の一日にしましょう♪

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?