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『さようなら プラスチック・ストロー』文:ディー・ロミート 絵:ズユェ・チェン 訳:千葉茂樹        第70回青少年読書感想文コンクール課題図書


クリックすると「光村教育図書」のWebページにが見られます

■リテラの先生からのワンポイント

この本は、古代文明の時代にストローがうまれてから、プラスチック製のストローになるまでの歴史が描かれています。

ストローの他にも、車やスマホ、レトルト食品など、私たちの生活を便利にしてくれるものにあふれています。

便利なものと、その物の誕生が引き起こす問題について考えてみましょう。

こんな子におすすめ!本をえらぶ時のキーワード
✅環境問題
✅SDGs
✅歴史が好き
✅工作や発明が好き
✅世界のことが知りたい
✅良い面と悪い面
✅問題解決


~内容紹介~
約5千年前に発明されたストローは、なぜ今、問題になっているのだろう? ストローの発明と改良の歴史、使い捨てプラスチックが環境や海の生き物に与える影響、解決策など、SDGsを考え行動するためのノンフィクション。

光村教育図書 Webページより

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■SDGsの12番目 つくる責任 つかう責任

プラスチック製品を紙製に変える試みについて記事です!


じょうぶで空気や熱も通しにくく,いろいろな形に加工できるなど,プラスチックはその機き能のうと性せい質しつから,身の回りのさまざまなものに使われていて,わたしたちがつくる「キットカット」の包ほう装そうもその一つです。
しかし,一方で,プラスチックはその多くが使つかい捨すてにされていて,ごみとして捨すてられると自然に分ぶん解かいされることがほとんどなく,その回かい収しゅうや処しょ理りが難むずかしいものになってしまいます。(佐藤さん)


■麦ストローってこんか感じ

麦の茎をストローとして使っていたように、昔の人々にとって身近な自然の産物を加工して使うことは、今よりも普通のことでした。
もちろん現在でも、日常的に自然環境にアクセスし、そこで得ることのできる資源を生活に生かしている人もたくさんいますが、昔と比べればその数は間違いなく減っています。
自然と共生している人が減ったことによって起きている問題の一つとして、森林の荒廃があげられます。
環境問題について話すとき、人間は「自然を汚す悪者」としてあつわれることがしばしばあります。
それによって、私たちは、人間に対し「自然にとっての外来者」であり、「生態系から外れた生命体」だという印象を抱くことがあります。しかし、実際には人間もまた本来生態系の一角を担う生物の一員であり、人間の介入なしには崩壊してしまう環境もあります。
その一つが森林です。人間が手入れをしなければ木々の発育が悪くなったり、土壌が弱くなり土砂災害の危険性が高まってしまうような森林が、世界には数多くあります。
豊かな自然環境は保護すべきものです。しかし、自然を保護する事とは、放置して蔓延るに任せる事ばかりでは決してないということを、私たちは忘れないようにしなくてはいけません。

・森林を守る仕事「林業」について

■環境にやさしいストロー

洗って繰り返し使えるストローや自然素材から作られたストローをマイストローの紹介です。興味のあるストローがあれば、ぜひ買って試してみましょう!

【紹介されてる5つのストロー】
・おおむぎママの麦ストロー®(株式会社大麦倶楽部)
・米ストロー(株式会社UPay)
・草ストロー(株式会社HAYAMI)
・開いて洗えるストロー(ファミリーマート)
・ステンレスストロー(燕研磨ファクトリー)



構成について

構成にルールはありませんが、どう書いたらいいかわからない時は、次のことを参考にしてください。

「誰に、何を伝えたいか」

  • ことばは、他者に思いを伝えるためのものです。考えたことやメモを元に、書き始める前に、「誰に、何を伝えたいか」を考えましょう。「伝えたいこと」は、できるだけ一つにしぼりましょう。

    • 誰に……例)家族、友人、先生

    • 何を伝えたいか……例)本の面白さ、感動したところ、自分の想い

  • 「伝えたいこと」をしぼることで、構成を立てやすくなります。

文章の構成

  • 文章は、三つのパートに分かれることが多いようです(※三段落で書かなければならないという意味ではありません)。

  • 【はじめ】

    • この文章で「伝えたいこと」や、あらすじを、簡単に書きます。なお、あらすじの有無を学校から指定されることもあります。

  • 【なか】

    • 本に貼った付せんや、考えたこと、メモを元に、「伝えたいこと」をより詳しく書いていきます。

    • 物語の内容と自分の体験を交えると、「伝えたいこと」の説得力が増し、生き生きとした作品に仕上がります。

      • 物語で印象に残った場面や人物について書きましょう。また、それに対しどう感じたかを書きましょう。

      • 関連する自分の体験を書きましょう。「いつ、どこで、誰が、どうした」から書き始めるとよいでしょう。

      • 体験は、過去の思い出だけでなく、本を読んだ後に人に聞いたことや、調べたことでもよいでしょう。

      • 体験の最後には、その体験を通して学んだこと・感じたことを、物語の内容と絡めながら書きましょう。

    • 学んだことを実行するのはなぜ難しいのか、そのためにはどうすればよいのかといった、より現実に根ざした内容の段落を追加すると、深みが増します。

  • 【おわり】

    • 「伝えたいこと」をもう一度強調し、未来につながる決意や前向きなことばで締めます。

読書感想文の書き方・文例について、より詳しくは「テーマを考えてから書こう! ~読書感想文のコツ」をご覧ください。


■青少年読書感想文全国コンクールの用紙・字数

学年ごとに字数がことなります。
規定に合わせた文章量で書き上げましょう。

🔷小学校低学年の部(1・2年生)本文:800字以内(原稿用紙約2枚)
🔷小学校中学年の部(3・4年生)本文:1,200字以内(原稿用紙約3枚)
🔷小学校中学年の部(5・6年生)本文:1,200字以内(原稿用紙約3枚)
🔷中学校の部本文:2,000字以内(原稿用紙約5枚)

※原稿用紙を使用し、縦書きで自筆してください。原稿用紙の大きさ、字詰めに規定はありません。
※句読点はそれぞれ1字に数えます。改行のための空白か所は字数として数えます。
※題名、学校名、氏名は字数に数えません。


~読書感想文の書き方&指導方法の記事~


■夏期講習のお知らせ 読書感想文コース

リテラの先生と一緒に読書感想文を書いてみたい!
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期間:7月1日~8月31日
受講料:1対2 90分×3コマ 15,000円(税込)
    完全個別 90分×2コマ 20,500円(税込)
    オンライン完全個別 45分×4コマ 20,500円(税込み) 

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期間7月1日~8月31日
受講料:対面&オンライン 完全個別 20,500円(税込み)
上記のお値段で、お友達・ご兄弟・ご姉妹・親子、2名様の受講も承ります。

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