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おおみそかに号泣

 2023年正真正銘のラスト記事になります。みなさんメンヘラの脳内をブチ撒けただけの記事にお付き合いくださりありがとうございました。だれかのために書いてるわけじゃないけど、見てくれてる人たちがいるという事実が私のこころを支えてくれたのは本当です。

 さっき読んだ占いに、こころをあつくさせられてしまって不覚にも視界がうるんだ。12月の初めまでみっともなく泣いてばかりだったけど、それとは違う種類の涙。まさに私が今年悩み尽くした、「人は結局はひとり」そのことについて書かれてあった。

 大人になると、みんなやさしいから、本当のことを言わなくなる。本音よりも、建前を優先する。それは相手を傷つけないためだったり、あるいは自らの保身のためだったりする。
 未熟な私にはそれがわからなくて、全部本音と受け取ったり、ウソだとわかるやいなや、どうして本当のことを言わないのか、と怒ったりした。
 言う必要がないから言わないのだし、言いたくないから言わないこともある。それを自分の幼い正義感で断罪する権利なんかなかったのにね。
 みんな自分のために生きてるし、それを咎める権利なんてないの。結果として自分がないがしろにされているような気がしたのであれば、そういう扱いを受け入れてしまった自分の弱さを呪いなさい。
 だれかにやさしくしてもらう前提で生きてるのなら、それは甘えなのだから、捨てなさい。

 大人になるって自由になることでもあるけど、自由でありたいのなら、自分で自分を守らなきゃいけないんだよね。いちいち傷ついていられない。間に受けない。そっちがテキトーなら、こっちもテキトーなぐらいでちょうどいい。

 学びがいっぱいあった。本当に今年だけで私は3年分歳をとった気分だよ。実年齢は31歳でありながら、中身は中学生と変わらなくて、本当に情けなかった。だけど、自分のための人生だから。傍から見てどんなにバカでアホでグズで、生きるのヘッタクソであったとしても、必死に変わろうともがいていた自分を褒めたたえてやりたい。

 31年生きてきて、子どもの社交しかできなかった私が、なんとか世間に食らいついて、大人の社交を見よう見まねで覚えた、そういう一年だったんじゃないでしょうか。子どもから大人へと変化する、周りとくらべて周回遅れどころの騒ぎじゃないんだけどね、一生できないよりはよっぽどよかったでしょ?

 最後に、本音で接してほしいなんてのは、よほど関係値が親密にならない限りは不可能だから。こちらが引き上げるよう努力したところで、相手が望んでなければそこまで至りませんしね。
 結局はね、ままごとだったのよ、ぜんぶ。私をそのまま丸ごと受け入れてくれる、居もしないだれかを求めていたのね。全部わかって!なんてどんな相手に対しても不可能なハナシよ。受け入れてほしいくせに、相手のことを受け入れる気なんてなかったし。
 来年はさ、愛されるよりも愛したいを目標にしたいところ。というか、与えて与えられる、そういうのが健全だよ。お互いがほしいものをね。どちらかの自己満足じゃなくて。
 望んでないものを押し付けられることも迷惑だし、ほしいと思うものが永遠に与えられないのも悲しいし、片方にムリがかかる関係性は必ず破綻すんだってはっきりわかんだね。

 さて、あと4時間半で2024年ですね。みなさん良いお年をお迎えください。
 毎日投稿は相変わらず続けていく予定。書かないとしんでしまうので。

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