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<特集>学生のうちに知っておきたかった!社会で必要な考え方(第一弾)

企業様の人材採用、育成支援の仕事をしている中で、
自分自身、インオーダー(私が在籍している会社です)で教わった
会社や仕事に対しての考え方、スタンスをお話することがあります。

今回は、その中でも、
多くの経営者様や人事の責任者様、ご担当者様に
共感していただけることが多いものをピックアップし、
「学生のうちに知っておきたかった!社会で必要な考え方」と題して
まずは第一弾「お財布ひとつの原則」をご紹介ができればと思います!

個人的には、
「学生のうちに知っておけたら、会社選びが変わったな~」
と強く感じる視点ですので、
就職活動や転職活動、自身の今後のキャリアや人生を考える際に
参考になれば幸いです!


「お財布ひとつの原則」って?

「お財布ひとつの原則」と言われても
それだけでは「なにそれ…?」って感じですよね(笑)

簡単に説明をすると、
皆さんの給与や手当、賞与といったお金は
会社で共有しているひとつの財布から出てる

という大前提を理解しましょうというお話です。

例えば、メーカーの企業様であれば、
自社商品を販売したお金が会社のお財布に貯まっていきます。

そのお財布から、
・商品をつくるための材料費
・オフィスや工場の維持費、光熱費
・法人税
などといった経費や税金を支払います。

そして、残った利益を
各社の評価基準に応じて、
各個人に給与や手当、賞与といった形式で分配するというのが
皆さんの手元に収入が入ってくるという流れです。

ですので、自身の収入を上げようと思ったら、
①会社のお財布にたくさんお金を入れる(売上を上げる)
②会社のお財布から出るお金を減らす(経費節減)
③自身への分配比率を上げる(会社への貢献)

しかないんです。

そして、この流れはどの企業でも同じです。
裏を返せば、
会社のお財布にたくさんお金を入れられなければ、
自身への分配比率を上げられなければ、
どの企業に入っても、基本的には収入は大きく上がりません。

ですので、自身の収入を上げていこうと思ったら、
会社に貢献できるための能力が必要=自分自身が成長する必要がある
ということになります。

このさきは「VUCAの時代」とも言われるように、
社会の複雑性が増し、予測が困難な状況になっていきます。

だからこそ、本当の安定とは、
大企業や有名な会社に入社することではなく
会社に依存することなく、
どこでも通用できるよう自身を成長させていくこと
であり、
目先の給与や福利厚生、何の仕事ができるかではなく、
どんな成長を得られるかという選び方もある
ということをぜひ知ってもらえたらと思います!

どんな成長が自分にとって必要なのかを考える

成長と一口で言いましたが、
人によってどんな成長が必要かというのは、違うと思います。

ですので、
まずは自分はどんな成長をすべきか、
どんな自分になりたいかを描くことが必要になります。

そのために必要となってくるのは、やはり自己分析です。
今はネットでも本でも様々な自己分析のやり方が紹介されていますので、
ぜひ取り組んでみてください!

ちなみに、
個人的に自己分析で参考になると感じた本をご紹介させていただくと…

▼著者の森岡さんから娘さんに向けたメッセージとして
 語り口調で書かれており読みやすく、
 本を読むのが苦手という方にもおすすめです。

▼ページ数はかなり多いですが、
 しっかり自己分析するならこの本で間違いないです。

また、マガジン(京都ではたらくわたしのライフストーリー)内にも
自己分析に関する記事もありますので、是非読んでみてください!


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