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職人気質だから仕方がないは本当か?

先日、職場で入社して2ヶ月目になる男性の

話し方がおっとりし過ぎて、ムカつくと

言い出した人がいた。

『前職が介護というのもあって、職業病

じゃないですか?』

と他の方の一言で

『そんな考え思いつかなかった』

と引き下がったけれども、私の中ではその言葉

は衝撃でしかなかったのを覚えている。

その人の元々の特性というのもあるとは

思うけど、前職の仕事癖というところにまで

想像する力がないのか弱いのか。

前職に彼が何をしていたのか事前に知っていた

はずなのにも関わらず、そういったことまで

予測する力というのが、どう言葉に表して

いいのか戸惑ってしまった。

おじいちゃん、おばあちゃんからしたら機械の

ように淡々とした話し方やまくしたてるような

話し方をする人よりも、

『きちんとあなたの話を聞いていますよ。』

というようなゆっくりした話し方をしたほうが

安心感を持つだろうというところからなのかな

とかあるじゃないですか。

『職業病じゃない?』と言っていた方はその後、

『やっぱり職人気質だから、そう感じちゃうの

かな。』

とフォローしていらっしゃいましたが、

『経験値の差』
『周りに対する好奇心』

ではないかと思う。

ここでいう、『経験値の差』、『周りに対する

好奇心』というのは、今の自分の年齢までに

どれだけいろんな人と関わり、どれだけ

いろんな場面・出来事に遭遇したかというもの。

こういった人・物・事にどれだけ多く出会うかに

よって、考え方やモノの見方・視点が広がると

私は感じていて、決して職人気質とは関係ない

と。

私はいろんな人を師匠としていますが、そのうちの

1人の方が言ってました。

予測については5つ、いつでも予測できるように

しておいたほうが良いと。

これって これから自分なやろうとしていること

だけではなく、いろんなことに関係していると

思う。

それだけ視野を広げておきなさいと。

裏を返せば決めつけはいけないよってことなんだと

私は解釈しています。

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