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♯52 育休中の不安、解消法とわたしの後悔

こんにちは、あまなつ🍊です。

わたしは育休明け復帰2年目のワーママですが、振り返ると産休に入ったタイミングや、育休明け前のタイミングでは、お金の不安、初めての子育てへの不安、家庭と仕事の両立への不安をたくさん抱えていたなと思います。

今日はその不安はどこから来るのか?解消のために大切なことは何か?またわたしの当時の後悔について綴ってみようと思います。これから育休取得を控えているプレママ、プレパパ、これから育休明けの職場復帰を控えているママ、パパの皆さんにお読み頂けると嬉しいです。

1.お金に対する不安


わたしがFP学習を始めたのも、家計管理を始めたのも、産休に入り収入減と支出増が想定される中漠然としたお金の不安を感じたから、というのが1番大きいです。

育休手当が給付されると言っても、最初の半年間は67%、それ以降は50%になります。
育休中の社会保険料は免除されるものの、これまで給与から天引きされていた住民税も自分で納付が必要となります。

収入減に加えて、出産費用や育児用品の購入、イベントごとなどの支出増もとっても気になりますよね。

一体いくら手元に残るんだろう?
むしろ赤字•••?

パートナーと2人で話し合って決めた出産•育児、そしてわたしの育休取得のはずなのに、わたしだけ貯金を切り崩して生活をしなければいけないの•••?

そう思ったわたしは、まずは職場復帰までの約1年間、自分の収支がどうなるかをシュミレーションしました。

その結果、わたしの場合はざっくり手取り収入が半減することが分かり、その収入の中では家計に入れるお金•iDeCoの拠出•奨学金返済の支払いができないことが分かりました。

そうすると、わたしは貯金を切り崩して生活をしていくしかありません。

一方で、自営業で育休などがない夫は、これまで通り働いて収入を得ます。育休中で家にいふわたしは家事•育児のほとんどを担います。2人の子どもを育てるために、わたしが育休を取るって2人で決めたことなのに、わたしだけが貯金を切り崩して生活しなければいけないのはおかしくない?そんなモヤモヤが生まれました。

そこで色んな本を読み漁って、すごくしっくりきたのが、こちらの本でした。

ここに書いてあるのはとってもシンプルな方法で、家計費の負担割合は収入に応じて決める
例えば年収が夫600万、妻400万ならば、月の生活費の負担割合は夫60%、妻40%。

そして家事・育児の割合はその逆数とする。
この場合は夫40%、妻60%。

このロジックにより、元々1対1(50%ずつ)で負担していた家計費をわたしの収入が半減することから、夫75%、妻25%にしてもらいました。その分、仕事をしていないわたしが家事•育児を担うので、負担割合は夫20%、妻80%と、ほぼ逆数となりました。

2.初めての育児への不安

次に子どもが生まれる直前には、初めての子育てをどうやって夫婦2人でやっていくんだろう?という不安に直面します。

加えて、2人で望んだ子どもではあったものの、夫はわたしや周りから見ても、どう考えても子煩悩とは言い難いタイプ。そして超ロジカルな理系で、いわゆる察せない系です。(理系の方を批判する意図はないです!)

そうなると『気づいた方がやる』とか『できる方がやる』では100%わたしに負担がのしかかるのでは?という不安に襲われました。

そんなわたしは、またまた本を読み漁り、0時から24時のバーチカル式のタイムスケジュールを作成しました。

そこに夫•わたし•子どもそれぞれのスケジュールを書き込んでいきました。

まず、夫は基本的に9時-18時は仕事。間にお昼休憩を1時間。そして、生まれたばかりの子どもは、ざっくり3時間に1回の授乳•オムツ替え•ねんねを繰り返します。

わたしはというと、3時間おき×8回の授乳•オムツ替えにかかる所要時間を1回約1時間とすると、1日24時間を通して2時間×8回の細切れの時間の中で家事•自分の食事•入浴•睡眠を取る必要があります

こうしてざっくり想定してみたスケジュールをみただけでも『あ、これは無理だな』と思いました。そこで、夫には毎日朝の6時から9時までの子どもの一切のお世話をまるっとお願いすることになりました。(ミルク•オムツ替え•ねんね•あそび)我が家は夫が会社員ではなく、土日が固定で休み、というわけではないので、土日にガッツリお世話をお願いするのでなく、毎日淡々とこの役割分担を続けることになりました。

こうすることでいくら夜間授乳がしんどくても、朝6時が来れば、そこまでなんとか頑張れば、9時までの3時間は通して睡眠を取ることができました。

また、部分的な育児ではなく、3時間の中に発生するあらゆる出来事に夫が対応せざるを得ない状況を作ることで、子煩悩とはほど遠いと思っていた夫に育児については何の不安もなく、お任せできるようになりました。

3時間面倒が見れるということは、それが倍の6時間になっても大丈夫でした。(そのおかげで産後1.5ヶ月のタイミングで半日がかりのFP試験を受けることができました。)

3.わたしがとった解消法と後悔

上述した通り、わたしがやっていたことはまず不安に思っていることの可視化です。『なんとなく不安』の感情を『何が不安か』『不安がどこからくるのか』を事実として書き出すことで可視化し、解決策を夫と話し合う。

シンプルですが、これに尽きるなーと思います。夫に察したり気遣ってもらうのを待つのではなく、今まで2人とも経験したことのないことに直面するのだから、感情をぶつけるのでななく、事実を共有すれば良いと思ったのです。
(そうは言っても感情的に泣いたり怒ったりしたことも度々ありますが...)

育休明け前にも、本当に家庭と仕事を両立できるのか?生活が立ちゆくのか?そんな不安の解消は24時間のタイムスケジュールを作って、家事・育児分担を夫と話し合うことから始まりました。

でも、正直に言って、振り返るとわたしの育休中の過ごし方に後悔が無かったとは言えません。

わたしは夫婦対等を意識するあまり、『夫にこれだけ協力してもらってるのだから』『金銭的負担を多くしてもらってる分、家にいるわたしが家事•育児を完璧にこなさないと』と強く思っていたようです。

例えば食事づくり。夫は普段から在宅ワークをしているので、朝•昼•夜と3食、家で食事を取ります。夫に何か言われたわけでもないのに、3食の時間を自分の中でルールを設けて、そこを目掛けて子どものお世話や他の家事をこなすことに、わたしは相当神経を使っていました。

子どもが寝たスキに急いで家事をこなす。むしろ子どもが寝ないと家事ができないので、毎回食事の数時間前から寝かしつけを始めて、寝ない子どもにイライラする、家事が進まないことにイライラする、そんな毎日でした。

子どもと散歩をしに行っても、児童ホームに遊びに行っても、夫の昼食を用意するために必ず決まった時間には帰宅する。そして帰ったら急いで子どもを抱っこ紐に入れたまま食事の用意をする。これが地味にストレスでした。

何をそんなに頑張る必要があったんだろう?今振り返ると心からそう思います。夫には一度たりとも家事についての要望や文句を言われたことがありません。自分の中で『対等を望んだのはわたし、だったら自分はこの部分を頑張らないと』と、勝手に決めつけていました。

当然ですが、子どものお世話なんて思うように進みません。そんなところも含めて、事実だけじゃなくって、自分自身のしんどさもパートナーと共有して相談すればよかったのです。例えば『週に3回は昼食は適当に外食してきてね。』とか、『土日のお昼ご飯は作りたくないから、何かテイクアウトしてきてもらえるかな?』とか。

育休中って、初めての育児に一生懸命向き合って必死で子どもの命を守っているのに、誰にも褒められたり、感謝されたりすることもなく、自己肯定感が全然上がらないんです。それを自分で勝手に決めたスケジュール•タスクをこなすことで、少しでも自分で自分を認めてあげようとしていたのかなーって思います。

今の会社員生活とは比べものにならないほど、時間にゆとりがあって、ほとんどの時間を子どもと向き合うことができたはずの育休中、勝手に自分に課したタスクをこなすことに精一杯で、楽しかったというより、必死だったなぁと思います。

これがわたしの後悔です。もっと子どもと、そして自分の気持ちを優先して、楽しめれば良かったのになあと思います。お金の不安やパートナーとの家事・育児分担の不安を解消するために、事実ベースで共有をして、解決策を話し合う、だけではなくって、自分の感情やストレスに感じていることにも目を向けてパートナーと共有をしてよかったんじゃないかなと思います。

これから育休に入られるプレママ•プレパパのみなさん、またはこれから育休明けの会社復帰を迎えるママ•パパのみなさん、ここまで長々と書いてみて、わたしが一番大事だと思うことは、とにかく事実でも、感情でも、2人でシェアしあう•相談しあう、ことだと思います。
育児って本当に想像できないことばかりの連発です。どれだけルールや役割を決めたって、思い通りにいかないこと、やってみたら思っていたのと違ったってこと、たくさんあります。
そんな時は『同じ目線に立って、2人で話し合う』これこそが、わたしの求める夫婦対等だと思います。

実はこの記事、最初は不安の解消法を書こうとと思っていたのですが、書いていくうちに『不安は解消できたけど、それでもすっごく大変だったなあ』と思って、育休中を振り返っても結構しんどかったなあと思ったんです。

なので、取り留めもない記事となりましたが、今日は素直に自分の後悔を綴ってみました。

最後までお読み頂きありがとうございました🌸


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