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いけばな歳時記 枯れエノコログサ

 エノコログサについての詳細は→エノコログサ参照のこと。晩秋エノコログサ草紅葉も楽しめますが、水から離して、枯れた穂先と細い接着剤でつけたパーツを組み合わせていくのも魅力的です(1960年代後半勅使河原霞発表の手法)。についたをしっかり落とし、接着剤に樹脂を熱で溶かしつけるグルーガン短時間硬化エポキシ樹脂が適しています。
 上作例は、花器に絡ませたアルミニウム線枯れエノコログサ接着パーツスズメウリカラスウリを引っ掛けました

上左 枯れエノコログサ・オニユズ ガラス花器                  
        上右 枯れエノコログサ・ハボタン 白釉二口花器(広瀬典丈花器 水無方藍窯)

 上左 ガラス花器オニユズを置いて枯れエノコログサを絡ませました。
 上右 花器上下二口ハボタン枯れエノコログサを差し込んでいます。

上左 枯れエノコログサ・オニユズ ガラス花器                          
 上右 枯れエノコログサ・ハボタン 白釉二口花器(広瀬典丈花器 水無方藍窯)

 上左 花器に絡ませたアルミニウム線を置き、枯れエノコログサスズメウリカラスウリを絡ませています
 上右 2023年草月会愛知県支部花展 出品作。透明ガラス花器ミカンを入れ、ノバラを差し込み、枯れエノコログサは絡ませました。透明ガラス花器にいける→広瀬テキスト81p


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