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【山の心得】~アプリ編~

こんにちは!みーちゃんです!!

梅雨本番。最近はずっと雨予報。
これからも来週いっぱいまではずっと雨予報になっていますね。
関東も先日ゲリラ豪雨が発生して、ものすごい雨だったようです。
僕が住んでいる東海エリアも所々で線状降水帯のようなものが発生して大雨をもたらしています。特に山の多い岐阜エリアの被害が多いです。
やはり山の雨は変わりやすく、一瞬でとてつもない量が降るので、登山の際には気を付けたいものです。

とはいえ、まだ台風の影響は少ないので、これからが天災本番のシーズンです。せっかく7月13日~15日の三連休なのに、身動きが取れない方が多いのではないでしょうか。。。
僕も元同僚と山行計画を立てていたのですが、中止になりそうです。
梅雨が明けるまではしばらく身動きの取れない日が多くなりそうですね。。。


【山の心得㉑】~アプリ編~

という事で今回はタイトルの通り、アプリに関して記事に致します。

今や世の中のインフラと言っても過言ではないスマートフォン。
皆さまのスマホにも多種多様なアプリが入っているかと思います。

登山のアプリを入れていますか?
と聞かれたらYAMAPなんかは入れている方が多いかと思います。

では、
登山で緊急時に使えるアプリは入れていますか?
と問われたら首をかしげるのではないでしょうか
せっかくインフラとして整っているスマートフォンですが、整ったがゆえに使い方も多種多様です。
今回は緊急時に非常に便利なスマホアプリに関して詳しく記事に致します。

そんな使い方あったの!?
と思う方も多いと思います。
スマホ一つで命が助かる可能性も大いにあります。ぜひ緊急時に役立てて下さい。

万が一の時に役立つ便利なスマホアプリ

・ライトアプリ(例: Flashlight 等)

用途
ヘッドランプや懐中電灯の代わりに。

特徴
ライトアプリは、スマートフォンのLEDフラッシュを利用して強力な光を発することができます。
これにより、暗闇での視界確保が容易になります。
登山中に日が暮れてしまったり、トンネルや洞窟に入る際などに役立ちます。一部のアプリでは、SOSモードを搭載しており、緊急時に点滅信号を発して周囲に自分の存在を知らせることができます。
明るさの調整や点滅速度の変更が可能なものもあり、状況に応じた使い方ができます。
最近のスマートフォンは初期からアプリが搭載されている事がありますね。

使用方法
ライトアプリをインストールしたら、アプリを起動し、ライトのオンオフを切り替えるボタンを押すだけで簡単に使用できます。
夜間の登山や緊急時には、スマートフォンのバッテリー消耗に注意しつつ、必要な時にライトを使用するようにしましょう。

注意点
ライトアプリを使用するとスマートフォンのバッテリー消耗が激しくなるため、予備のバッテリーやモバイルバッテリーを持参することをお勧めします。
また、強い光を長時間直視しないように注意し、周囲の登山者や動物に対しても配慮しましょう。

・コンパスアプリ(例: 恵方巻コンパス、コンパス 等)

用途
コンパスの代わりに。

特徴
コンパスアプリは、スマートフォンの内蔵センサーを利用して方向を示すことができます。
地図と合わせて使用することで、自分の現在地を特定し、正しいルートを確認するのに役立ちます。
一部のアプリでは、高度計や傾斜計を備えており、より詳細な地形情報を得ることができます。
iPhoneには初期から搭載されているアプリでした。

使用方法
コンパスアプリをインストールし、アプリを起動してキャリブレーション(センサーの調整)を行います。
キャリブレーションは、スマートフォンを8の字に動かすなどの指示に従って行います。
その後、アプリの画面に表示される方角を確認しながら進むべき方向を決定します。

注意点
金属製の物体や強力な磁場の近くではコンパスが正確に機能しない場合があります。
また、スマートフォンのバッテリー消耗に注意し、予備の電源を持参することをお勧めします。

・GPSトラッキングアプリ(例: 山と高原地図、ジオグラフィカ 等)

用途
GPSデバイスの代わりに。

特徴
GPSトラッキングアプリは、スマートフォンのGPS機能を利用して現在地をトラッキングし、ルートを記録することができます。
オフラインで使える地図を提供しているアプリも多く、事前にダウンロードしておけばネット接続がなくても使用可能です。
登山ルートやポイントを事前に設定しておくことで、迷子になるリスクを減らすことができます。
YAMAPを使われている方も多いと思いますが、予備としていれておくと尚安心です。

使用方法
アプリをインストールし、使用するエリアの地図を事前にダウンロードします。登山ルートを設定し、トラッキングを開始するだけでルートの記録が始まります。
到着地点や途中のポイントで停止ボタンを押すと、ルートが保存されます。

注意点
➡GPS機能を常にオンにしているとバッテリー消耗が激しくなる
ため、予備のバッテリーやモバイルバッテリーを持参することをお勧めします。
また、山岳地帯では電波が届かない場所もあるため、事前に地図をダウンロードしておくことが重要です。


・ファーストエイドアプリ(例: First Aid 等)

用途
応急処置ガイドの代わりに。

特徴
ファーストエイドアプリは、怪我や病気の応急処置方法を簡潔に説明するガイドを提供します。
登山中の怪我や体調不良に対応するための情報がすぐに確認でき、緊急時の初動対応に役立ちます。
動画やイラストを使って手順を説明するアプリもあり、初心者でも分かりやすく使えます。
※上記アプリは英語が多いのが難点

使用方法
アプリをインストールし、怪我や病気のカテゴリーから該当する項目を選択します。画面に表示される手順に従って応急処置を行います。
音声ガイドを利用できるアプリもあるため、手がふさがっている時でも対応が可能です。

注意点
応急処置の知識は事前に学んでおくことが重要です。
アプリを補助的に使うことで、より効果的に対応できます。
また、電波の届かない場所ではアプリが使用できないことがあるため、事前にオフラインで使えるバージョンをダウンロードしておくことをお勧めします。


・緊急連絡アプリ(例: MySOS救命・救急 応急手当ガイド AEDマップ 等)

用途
緊急連絡先カードの代わりに。

特徴
緊急連絡アプリは、自分の緊急連絡先や医療情報を登録しておくことで、事故や体調不良時に第三者が迅速に必要な情報を確認できるようにします。
アプリには、緊急時に一括連絡を送信する機能が搭載されているものもあり、迅速な対応が可能です。

使用方法
アプリをインストールし、緊急連絡先や医療情報を登録します。
緊急時にはアプリを開き、画面に表示される連絡先情報を第三者に見せるか、一括連絡機能を利用して通知を送信します。

注意点
緊急連絡先や医療情報は最新のものを登録しておくことが重要です。
また、アプリの使い方を事前に確認し、万が一の時にすぐに対応できるようにしておきましょう。


・笛アプリ(例: ホイッスル 等)

Android

iPhone

用途
笛の代わりに。

特徴
笛アプリは、スマートフォンから高音の警笛音を発することができます。
遭難時に自分の位置を知らせるための合図として使用可能です。
物理的な笛を忘れた場合でも、スマートフォンがあれば代替手段として利用できます。
声が出なくても音が出せるのが良いですね。

使用方法
アプリをインストールし、必要時にアプリを起動して音を鳴らします。
音量や音の種類を調整できるアプリもあり、状況に応じて使い分けることができます。

注意点
スマートフォンのバッテリー消耗に注意し、予備のバッテリーを持参することをお勧めします。
また、物理的な笛も持参しておくと、スマートフォンが使えない状況でも対応可能です。

・高度計アプリ(例: 標高 / 地図で海抜測定 / バロメーター 等)

用途
高度計の代わりに。

特徴
高度計アプリは、スマートフォンのGPSを利用して現在の高度を測定します。標高差を確認する際や高山病のリスク管理に役立ちます。
一部のアプリでは、気圧センサーを利用してより正確な高度を測定することができます。

使用方法
アプリをインストールし、使用するエリアの地図を事前にダウンロードします。登山中にアプリを起動し、現在の高度を確認します。
高山病のリスクがある場合は、無理をせずに休息を取るようにしましょう。

注意点
GPS機能を常にオンにしているとバッテリー消耗が激しくなるため、予備のバッテリーやモバイルバッテリーを持参することをお勧めします。
また、高度計アプリの精度は環境条件やデバイスの性能に依存するため、参考程度に使用することが重要です。

・天気予報アプリ(例: Weather news、tenki.jp 等)

用途
携帯用天気予報端末の代わりに。

特徴
天気予報アプリは、登山中の天候変化をリアルタイムで確認できる機能を提供します。
予報が急変した場合でもすぐに対応策を考えることができます。
一部のアプリでは、降水確率や風速、気温などの詳細情報を提供しており、登山計画の参考になります。

使用方法
アプリをインストールし、登山エリアの天気予報を確認します。
登山前に1週間分の予報をチェックし、当日はリアルタイムの情報を確認します。
悪天候が予想される場合は、無理をせずに登山計画を変更することを検討しましょう。

注意点
天気予報はあくまで予測であり、実際の天候と異なる場合があります。
登山中は常に空模様に注意し、予報に頼り過ぎないようにしましょう。
また、電波の届かない場所ではアプリが使用できないため、事前に天候情報をダウンロードしておくことをお勧めします。


まとめると

これらのアプリをスマートフォンにインストールしておけば、登山中に万が一の事態が発生しても代替手段として活用できます。
これらを入れて置けば、視界確保、方向確認、位置情報の取得、応急処置、連絡、位置アピール、高度測定、天候確認と多様な代替手段を提供し、安全対策として非常に有用です。
また、登山前に各アプリの使い方を確認しておくと、いざという時に安心です。
山の上は電波の届かない所が多く、山の上ではアプリが使用不可となってしまう事が多く、基本的には使えないと思っておいた方が良いでしょう。
オフラインで使える様にするために、電波の入る場所で事前に色々なデータをダウンロードしておくなどして危機管理を持ちましょう!

という訳で今回の【山の心得】は
「便利なスマホアプリ」
に関して記事に致しました。

今回も最後までご拝読頂きありがとうございます!

また次回もご拝読頂けると幸いです。!

宜しければスキ頂けると大変励みになりますのでよろしくお願いいたします!

YAMAP定期更新しております。是非ご覧ください!


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