見出し画像

【山の心得】~ハイドレーション編~

こんにちは!みーちゃんです!!

今年の夏山はもう計画されていますか?
まだ梅雨入りしたばかりですが、今年は梅雨が短く、すぐに梅雨明けし、もうすぐに真夏が始まります。
気づけば子供たちが外で騒ぎ始め気づいたら夏休み真っ只中・・・
そんな中急いで山小屋の予約を取ろうと思ってもなかなか取れないもの・・・

予定は思い立ったらすぐに計画を立てて、山の計画に合わせて他の予定を組み立てて行くと良いですよ!
特に仕事なんか・・・(どうにでもなる)
は言い過ぎかもしれませんが、プライベートが合っての仕事なのでプライベートを中心に生活を立てて行くべきです。
「仕事が目的」になってしまっている方いらっしゃいませんか?

これを機会に自分の行動と「人生の目的」を見直してみては如何でしょうか!
あくまで仕事は目的達成のための過程です。と言う事を認識しましょうね!



【山の心得⑮】~ハイドレーション編~

という事で、今回はハイドレーションに関して記事にしたいと思います。

そもそもハイドレーションとは?

ハイドレーション

ハイドレーションとは、リュックサックに内蔵された水タンクとチューブを使って、歩きながら手を使わずに水分補給ができるシステム・アイテムになっております。
登山中にザックを下ろしたりする必要が無く、効率的に水分を摂取できる便利なアイテムです!
ソフトウォーターボトルの中にストローを差し込んで、直接チューブから給水する事が可能です。
ハイドレーションを持っていると色々便利ですよ!ウォーターパックだけ持っているという方は、チューブの追加購入だけで始めることも可能です。

登山におけるハイドレーションの利便性

登山において水分補給は非常に重要になります。
適切な水分補給を怠ると、脱水症状や熱中症などのリスクが高まり、最悪の場合は命に関わることもあります。
そこで登山者にとって便利なアイテムとして注目されているのがハイドレーションシステムです。
ハイドレーションシステムは、リュックサックに内蔵された水タンクと、そこから伸びるチューブによって構成されており、簡単に水分を摂取できる仕組みになっています。
下記に、ハイドレーションシステムの利便性について、そのメリットとデメリットを合わせて詳しく説明します。


ハイドレーションのメリット

・ハンズフリーでの水分補給
➡ハイドレーションシステムの最大のメリットは、歩きながらでも簡単に水分補給ができることです。チューブの先端にあるバイトバルブ(噛むことで開く飲み口)を使って、手を使わずに水を飲むことができます。
これにより、登山中にリュックサックを下ろしたり、水筒を取り出したりする手間が省け、歩行のリズムを崩さずに水分補給が可能です。
水分補給したいと思ったその時、気軽に補給できるのが一番のメリットかもしれません。

・均等な重量配分
➡ハイドレーションパックはリュックサックの背中側に収納されるため、重量が均等に配分されます。これにより、リュックのバランスが取りやすくなり、長時間の歩行でも体にかかる負担が軽減されます。
特に、水の重さが背中全体に分散されるため、肩や腰への負担が少なくなります。ウォーターボトルをリュックの側面に刺しているとどうしても片側だけが重くなってしまうものですが、そういったことを回避する事が出来ます。

・大容量の水を携行可能
➡一般的なハイドレーションシステムは1.5リットルから3リットル程度の水を収納できるため、長時間の登山でも十分な水分を携行することができます。これにより、頻繁に水分を補給でき、脱水症状の予防に効果的です。
僕は季節に合わせて、1.5リットルと2リットルを使用しています。

・水の温度管理
➡ハイドレーションパックはリュックサックの中に収納されているため、外気温の影響を受けにくくなります。特に暑い日や寒い日でも、水の温度が比較的安定しているため、快適な温度の水を飲むことができます。さらに、保温・保冷カバーを使用することで、さらに温度管理がしやすくなります。
各メーカーから多種多様なカバーが販売されておりますので、カバーとセット購入も検討してみて下さい。

・衛生的
➡ハイドレーションシステムは密閉されているため、外部からの汚染を防ぎやすく、衛生的です。
特に登山中は、リュックサックや服が汚れることがありますが、水の出入り口が閉じているため、清潔な状態を保ちやすいです。
チューブの先端にあるバイトバルブ(噛むことで開く飲み口)もカバーが出来る様になっておりますので衛生面を考え、カバーは必ずするようにしましょう!


ハイドレーションのデメリット

・メンテナンスの手間
➡ハイドレーションシステムは使用後にしっかりと洗浄・乾燥させる必要があります。特にチューブ内に残った水がカビや菌の繁殖の原因となるため、定期的なメンテナンスが欠かせません。
洗浄ブラシや専用の乾燥スタンドを使用することで手間は軽減されますが、やはり手間がかかる点はデメリットと言えます。

・初期費用がかかる
➡ハイドレーションシステムは水筒(ものによりますが)に比べて初期費用高い傾向にあります。
タンクやチューブ、バイトバルブなどの専用部品が必要であり、一般的な水筒に比べると購入費用がかさみやすいと言えます。
しかし、長期間の使用を考えると、利便性と安全性の面で十分に元が取れる投資とも言えます。
水筒と比較し、高価と記載しましたが、モンベルのアルパインサーモボトルやサーモスの山専ボトルは性能が高い分、ハイドレーションシステムより初期費用が高くなる傾向が高いです。

・漏れや破損のリスク
➡ハイドレーションパックは、タンクやチューブに穴が開くと漏れやすく、登山中にトラブルが発生する可能性があります。
特に鋭利な岩や枝に引っかかると破損するリスクが高まります。
事前にしっかりとチェックし、予備の修理キットを持参することが推奨されます。
特にパックの入口は、何度も持つため根本がねじれて破れやすくなります。取扱の際は気を付けて下さい。

・見た目のかさばり
➡リュックサック内に水タンクを収納するため、リュックの容量が制限される場合があります。特に小型のリュックサックでは、他の装備品を収納するスペースが限られることがあります。
収納スペースを確保するためには、リュックサックの容量を考慮して選ぶ必要があります。
また、パッキングの際、リュックをパンパンにした状態だとパックの収納自体が難しく、例え先にパックを収納した後にパッキングでリュックをパンパンにすると、他の荷物によってハイドレーションパック自体が破裂するリスクがあります。

・水量の管理が難しい
➡ハイドレーションパックはリュックの中に収納されているため、残りの水量を確認するのが難しいです。
特に長時間の登山では、途中で水がなくならないように注意が必要です。
透明なタンクや水量メーター付きのモデルを選ぶことで、水量管理がしやすくなります。
結局は頻度は少なくとも、定期的に確認する必要があります。

・冬は使いづらい
➡真冬の山行でハイドレーションシステムを使用すると、背面にあるパック自体は体温により中々凍ることは無いのですが、チューブは外にむき出しなのでチューブ内の水が凍ります。
厳冬期の登山での使用はあまりお勧めできません。

と言う事で結論として

ハイドレーションシステムは、登山中の水分補給を効率的かつ便利にするための優れたツールです。
ハンズフリーでの水分補給や均等な重量配分、大容量での携行が可能で、登山者にとって非常に便利です。
しかし、メンテナンスの手間や初期費用、漏れのリスクなどのデメリットも考慮する必要があります。
登山をより安全で快適に楽しむためには、ハイドレーションシステムの導入を検討してみてください。
利便性とリスクを理解し、自分に合ったシステムを選ぶことで、登山の楽しさと安全性を向上させることができます。

上記を考慮した上でいくつかハイドレーションのご紹介を行います。

色々なハイドレーションがあります!

・モンベル トレールウォーターパック 2.0L
モンベルのウォーターパックとチューブのセットです。現在、在庫が無いようで入荷待ちになってます。ボトルやチューブには軽量で強度が高く、優れた抗菌効果を持ち、においが移りにくい素材を使用しています。


・オスプレー Hydraulics 2L バックパック ウォーターリザーバー
ハンドルからホース、バッフル、バイトバルブまで、Hydraulics設計のあらゆる相互作用と側面を考慮して制作しております。水の流動がスムーズに設計され、背面には滑り止めなどが施されております。


・ソース ハイドレーションパック ワイドパック 2.0L

ガラスのように非常にスムーズな表面を持つ「Glass-Like」PEという特殊なフィルムにより、汚れの付着を抑えると共に高品質な樹脂素材を使用することで、水に嫌なにおいをつけない衛生的なリザーバーとなっております。


・サロモン SOFT RESERVOIR 2.0L

サロモンはトレランで非常に人気のメーカーとなっており、ハイドレーションは揺れにも耐えられる用にザックへの収納がしやすい形状に設計されています。簡単に裏返せるので洗うのも楽です。


・TRIWONDER ハイドレーション 1.5L 2L 3L

アマゾンで激安で売られているハイドレーションです。1.5L 2L 3Lと3サイズ展開しており、無臭無味。抗菌加工を施しているので、長時間の使用や暑い日でも雑菌の繁殖を抑えてくれる給水リザーバーとのことです。
口コミは1500件超えてますね!検討の余地はありそうです。

という訳で、ハイドレーションは色々なメーカーから出ておりますので、検討してみて下さい。

結構人気で売り切れている事があります。
これからの時期から需要が高くなってきますので、購入すると決めた場合は早めに購入すると良いです。

という訳で今回の【山の心得】は
「ハイドレーション」
に関して記事に致しました。

今回も最後までご拝読頂きありがとうございます!

また次回もご拝読頂けると幸いです。!

宜しければスキ頂けると大変励みになりますのでよろしくお願いいたします!

YAMAP定期更新しております。是非ご覧ください!


この記事が参加している募集

#山であそぶ

1,868件

#日々の大切な習慣

with ライオン

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?