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ドキュメント72時間 秋田 真夜中のそば屋で
寒いところで食べるのってうまいよね。
年輩者だって若者だって。年は関係ないか。
気の合う仲間と一緒に食べるのうまいよね。
食べれば仲間になれる。喰えばわかるってやつ。
これから始まる人生に向けた、仲間で食べる最後の晩餐もあった。
別れの言葉は、行ってきま〜す。
必ずまた会える。
朝まで働く人達も、温かいもの食べたい。午前4時。さあ、帰って休もう。
そば屋で夫婦のふたり飲み。ずっとそばにいるんだって。ごちそうさま。
隣に座る人に話しかけて友だちをつくるおじさん。戯けた格好で「やっぱ、寂しいんだよね」と本音。放っておかれないひとってお得。
一度は行きたい都会。でも仮面をかぶるのって疲れるよね。ふるさとは、やさしい。本音で生きられるところは貴重。
50代の双子の兄弟。ほんとに仲良し。リラックスできる関係がにじみ出てる。お店でも家飲みのよう。「マジックには言葉が要らない」という兄貴の言葉も弟にはマジック。
建設会社の若い社員と先輩の職人さん。終わらせたくない時間ってあるよね。
22時開店のそば屋は、みんなの桃源郷。
秋田 真夜中のそば屋で
初回放送日:2024年5月17日
秋田市にあるちょっと変わった、おそば屋さんが舞台。開店は夜の10時で、夜通し営業して閉店は翌日お昼ごろと、まさに昼夜逆転。そばだけでなく、お酒とつまみもいっぱいある。ここにはさまざまな人たちが集う。お酒を飲んだあと、そばをシメにという人たちや、歓楽街で接客の仕事を終えた人たち、また3月は就職や転勤での別れを惜しんで飲みあかす人たちの姿も。なごり雪の舞う季節、真夜中のそば屋に密着する。
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