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「AIを翻訳に活かすコツ」勉強会レポート

去る土曜、勉強会
「AIを翻訳に活かすコツ」を
開催しました。


AI翻訳には高い関心が
寄せられているんですね。

実は、募集を始めてから
あっという間に定員を超えて
9名の方々がご参加くださいました。


この勉強会では実際に
あのProgress in English
なんと旧版のBook6から
アメリカのあるダムを紹介する
文章を素材に英日訳を

お目に架けました。


この文章を選んだのは、
高3のリベラル・アーツ準備に
ふさわしく、ダムを
文理の別を超えて
多面的に捉えているからです。


AI翻訳は法律や自然科学は得意、
人文科学はカラッキシとは
よく聞きます。


ならば、得意、不得意の両方が

混じった文章で試してみようと
いうわけです。



まず、

私がGoogleやDeepLを
使わない理由を申しますと…

調整できないからです。



「翻訳する」ボタンをクリックするほか
できることはありません。


訳しモレがあるかと思えば

ダブりがあったり…


一方、ChatGPT4.0は

自由に調整できます。


文書を英日訳する際の

おすすめのコツをカンタンに
ご紹介しますね。


まず、やらない方がいいのは
文書ファイルをまるごと
放り込むこと。

途中で止まることが多く、
推敲もタイヘンです。

①プロンプトは
「英日訳をお願いします」に加えて、
自分が気を付けることを書きます。

ほんの一例をあげますと…
*日本語の代名詞は
必要最低限に絞る。
*です、ます調で。
などなど。

そして、もとの英文を
段落ごとにコピペします。

②日本語訳が段落ごとに
出てくるたびにワードなどに
コピペして推敲します。

③GPTに推敲の根拠を伝えと、
推敲した文をコピペして見せ
学習してもらいます。

④次の段落をコピペして日本語訳
させます。


はじめはちょっと手がかかります。
なにせ、言葉がテーマですから
冷蔵庫や掃除機のように
スイッチ入れたら使えるという
わけにはいきません。


推敲することで、
自分の言語観、翻訳ルールが
はっきりしてくるのも
悪くないことです。



そして、大事なのは
Chat GPTにツベコベ
言い続けられるよう
学びつづけることでは
ないでしょうか。


さて、Chat GPTは
音声通訳もすぐできるように
なるといいます。

こちらはいったい
どうやってツベコベ言うのか
いまだ疑問です。

わかったらお知らせしますね。


ご存知でしたらぜひ
教えてくださいまし。




季節の変わり目、
くれぐれもご自愛ください。




予告:次回の勉強会は
「私ニュースお互い通訳」でも
いかがでしょ?

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