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無料勉強会★NYTimesの広島原爆と終戦初報

あなたは
海外のクライアントと
歴史の見方で話が合わなくなって
困ったことはありませんか?



今年も、
原爆の日と終戦記念日が
近づいています。


アメリカの人たちは…
「きっと『この原爆のおかげで
戦争が終わった』。

『さらなる犠牲を避ける
有効な手段』と前向きに
とらえているんじゃない?」

と知っている人もいるでしょう。


でもね、原爆投下の時点で
まだ戦争は終わっていません。


原爆投下で終戦が早まったと
米国が言い始めたのは
もうちょっと後のことです。



原爆投下の第一報は
また別のニュアンスが濃厚です。



そして、
紙面には思いがけない情報が
散りばめられています。



初めてそれを見た時は
も~う!ゲンナリしました。





「欲しがりません、勝つまでは」なんて
言ってる場合じゃなかったんですよ。




いまから25年前に
1945年8月7日から
8月15日までのアメリカの新聞を
読んでみようと思い立ったのは
あるきっかけがありまして…



それは…





母校の宣教師の先生との大ゲンカ


でした。



当時、若手の教員だった私は
親と同世代の
アメリカ人宣教師のモリスご夫妻に
ずいぶん可愛がられていました。




めずらしい本や手作りのお菓子を
いただいたり…

お相撲のことを説明したり…




生徒がわたしたちのおしゃべりに
聞き耳を立てると
わざとその子たちのことを
話題にしてビックリさせて
面白がったり…




ところが…!



その日、なぜ原爆のことを
話題にしたのか
さっぱり思い出せないのですが…



とある昼休み、Mr.モリスと
大激論になってしまったのです。



「原爆という最先端の科学によって
効果的に終戦が早まった。

あの犠牲はやむを得なかった。
投下していなかったらもっと犠牲は
増えていただろう。」

「そんな仮定に説得力はありません!」

こんな調子の応酬がきりもなく…
昼食の消化に悪いこと…



5時間目の予鈴が鳴って
やっと「停戦」となりました。



後味の悪いこと…



以来、モリス先生ご夫妻との間は
なんだかぎくしゃくして
しまいました。




あんなに包容力があって、
ユーモラスで、紳士的で、
親日家の方が、


原爆の話になると
まるで別人…




いきなり
アメリカのタカ派に変身したようで、
ショックでした。


彼にとって私の変貌ぶりも
驚きだったでしょう。



でも、これはきっと
個人の人がらの問題じゃないと
ピンときたのです。



そこで、モリスご夫妻世代の
アメリカの人たちが
どんな情報に触れてきたのか
調べようと思い立ちました。




当時はオンラインアーカイブなんて
ありません。



母校、ICUの図書館まで
マイクロフィッシュ(小魚ではないよ)版の
New York Timesを読みに
出かけました。



もう、愕然としました。



この人たちと戦争するなんて
正気の沙汰ではありません。



物欲まみれの
この人たちも正気ではありません。





これは
高校生にも見せなければと
印刷しました!



1945年
8月7日から15日までの
ニューヨークタイムズを
A3で300枚余り!


今でもコピーを印刷して
大学で紹介しています。



このNYTimesを見せると
いつもはおっとり穏やかな
学生たちが急にギョッとした
顔をするんです。



もし、海外との仕事を担うあなたが
まだ原爆投下から終戦までの
NYTimesを見たことがないなら、
ぜひ、この機会に
ご覧ください。



あなたは
言葉の選び方ひとつで
伝わり方が変わることを
よくご存じのはずです。



ならば、
言葉が歴史観の輪郭を決めることの
重大さもきっとおわかりでしょう。


とかく海外好き、アメリカ好きが
多めな通訳界隈ですが、
いまいちど地に足をつけ
ちょっと頭を冷やして
当時の新聞で
歴史を学んでみませんか。

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【無料★各回先着5名様】 NYTimesの
広島原爆と終戦報道 無料勉強会
★★==================★★

■こんな方にお勧めします。
・歴史に興味がある。
・近現代史をもっと知りたい。
・NYTimesを購読していないが見てみたい。

■こんな嬉しいことがあります。
・米国への理解が深まります。
・平和の大切さがますます身に沁みます。

■主な内容はこちらです。
・あなたがNYTimes編集長だったらクイズ
・NYTimes紹介
・新聞記事の特徴

■過去に高校・大学でこの授業に参加した学生の声です。

・衝撃でした。
 いまもアメリカと日本は
 同じものを見ても
 見え方が違うのではと思いました。

・戦時中のアメリカの生活ぶりに
 力が抜けるようでした。

・ディズニーや映画、音楽でアメリカは大好き。
 でも、まだ知らない部分も多そうだと
 わかった。
 
・この新聞を空襲で死んだ日本人が見たら、
 腹が立って仕方ないと思う。

・知らないって恐ろしいことだ。
 最近の情報しか見ないのは
 ダメだと思った。




すでに残席僅かです。
お申し込みはお急ぎください。
■開催概要
【無料★各回先着5名様】NYTimesの
広島原爆と終戦報道 無料勉強会

実施日時:
2023年
8月6日(日)
朝の回10―11時半ごろ
夜の回20―21時半ごろ

8月7日(月)
朝の回9―10時半ごろ
夜の回20―21時半ごろ

実施方法: オンライン

募集人数: 各回先着5名様

締切り: 定員になり次第締切り

参加費: 無料

申込方法: こちらのフォームからお申込みください。

https://forms.gle/eChUoh8HL955E2T9A



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