見出し画像

$原田麻子さんのお店「氷舎mamatoko」。


「マツコの知らない世界」(TBS系列)にも出演した、年間1800杯もかき氷を食すという原田麻子さんのお店「氷舎mamatoko」。他のかき氷屋さんでは食べられない、斬新なオリジナルシロップに注目です。

こちらが店主の原田麻子さん。なんと年間1800杯もかき氷を食べる原田さんは「かき氷の女王」とも呼ばれており、「マツコの知らない世界」(TBS系列)にもかき氷の専門家として出演をしているほど。まさにかき氷界のエキスパートです。
「以前は会社員をしながら、代々木上原でお店を間借りしてかき氷屋をやっていました。でも自分のお店を開くのが夢だったので、“お店を出せるくらいまでお金を貯めたら会社を辞めよう”と、二足のわらじを履きながらコツコツ貯金。ちょうどお金が貯まった頃にここの場所と出合い、お店をオープンしました」
絶対借金ナシで開店する、と決めていた原田さん。念願叶ってオープンした「氷舎mamatoko」は、原田さんのかき氷への愛とこだわりがたっぷり詰まったお店なのです。
ふわふわかき氷の秘密は“徹底した温度管理
「氷舎mamatoko」のかき氷は、一口食べると、ふわっふわの氷が一瞬にして口の中でとけて消えていきます。しかも、パクパクと連続して口に入れても、頭がキーンとなりにくいのだとか。
「通常、冷凍庫に入っているときの氷はマイナス20度くらいなのですが、そのまま削ると冷たすぎて、体温や気温との温度差で頭がキーンとしやすくなります。うちの氷はマイナス5度~マイナス8度まで上げて、周りが透明になってきたときに削ります。そうすることで、寒く感じにくいですし、薄く削るので歯にガリガリした冷たい感触もなく、食べていてストレスになりにくいんです」と原田さん。
なんと季節やその日の気温に合わせて、氷の温度や削り器の刃の角度を調整しながら削っているという管理の徹底ぶり。だからこんなに食べやすく、絶妙な溶け具合なのですね。
ではさっそくオリジナルの酒粕クリームを使ったかき氷をいただくことに。

こちらは真っ赤ないちごが鮮やかな「生いちごと酒粕クリーム」(1000円)。
「酒粕クリームは始めた当初からずっとある定番メニュー。酒粕と牛乳を混ぜてクリームっぽくしています。今日の銘柄は“庭のうぐいす”。酒づくりが始まる11月ごろから予約して仕入れています。フルーティーで香り高いのが特徴です」
たしかに、口に入れた瞬間、軽やかな酒粕の香りが鼻腔に抜けていきます。味は甘さよりも香りが強く、後味にほんのりお酒の風味が残る印象。これは大人の味です!
たっぷり盛られたいちごといちごのシロップがとてもフレッシュで、フルーティー。こちらも甘さよりみずみずしさが感じられ、もはやいちごと酒粕のスムージーというイメージ。見た目よりもかなり甘さ控えめで、素材の味だけでしっかり味わいが成立しています。
もしもう少し甘くしたい方は、トッピングでみるく(50円)を追加してもいいかもしれません。
使っている酒粕は時期によって変わるそうなので、時期を分けて食べてみて種類の違いを楽しむのも面白いですね。
インパクトのあるビジュアルのこちらのかき氷は「焦がしバター醤油の味噌あんとよもぎみるく」(1100円)。
よもぎとみるくのかき氷に、バーナーで焼いたバター香る醤油味噌あんが、斬新な一品。運ばれてきた瞬間に、ふんわり焦がしバターの甘く香ばしい香りが漂います。
「よもぎシロップは生のよもぎを使用して作っています。上に載った味噌あんは、白みそと麦みそを合わせたもので、砂糖と醤油とみりんで甘めに味を調えています」と原田さん。
一口食べるとよもぎのフレッシュな香りが口いっぱいに広がり、春の香りに包まれます。しかも味噌の甘みとよもぎのほのかな苦みが相性抜群。カリカリになったトップの焦がしバターもいいアクセントに。よもぎ、みるく、味噌、焦がしバターの4つの味が何通りにも組み合わさり、食べるたびにいろいろな味が楽しめるので、まったく飽きを感じさせません。
初めて食べるかき氷の味でしたが、スプーンが止まらずあっという間に完食してしまいました。これは嬉しい驚きでした!
迷うほど種類豊富なオリジナルメニュー
「氷舎mamatoko」で驚くのは、その豊富なメニューの数。

こちらが本日のメニュー。定番から季節の限定、さらにトッピングの組み合わせを変えると、数十種類あります。
「メニューは毎日変わります。SNSでメニューを配信しているので、事前に見てからいらしていただくと選びやすいかと思います。またお店のメニューには書いていない裏メニューも記載していますよ」
実は、先ほどの「焦がしバター醤油の味噌あん」はこの日の裏メニュー。ただし、裏メニューはすぐに完売してしまう可能性もあるので、食べたいときは早めの来店を。
その他季節の柑橘や桜など、旬なイメージのフレーバーがたくさん。やはり、いきなり来るとかなり迷うので、事前にSNSで確認しておくとスムーズに注文できそうです。
みるく(50円)やあずき(100円)など、トッピングもあるので、何度か通いながら自分好みの組み合わせを見つけてみてはいかがでしょうか。
まとめ
この日も4月上旬の平日にもかかわらず、開店と同時にあっという間に満席に。やはり暖かくなると行列必至とのことなので、確実に食べたいときは開店に合わせて早めに来ることをオススメします。体にしみ込むようなふんわり優しい氷は、癒しそのもの。ユニークで味わい豊かなかき氷は、疲れたときの自分へのご褒美になりそうです。

$中野新橋 氷舎mamatoko
電話なし営業時間月曜日・火曜日・木曜日13:00〜19:00 土曜日・日曜日・祝祭日13:00~18:00
※ラストオーダーは閉店30分前、売切次第終了定休日水曜日・金曜日URLhttps://www.instagram.com/hyousha_mamatoko/住所東京都中野区弥生町3-7-9 メゾンモンターニュ101

(上記記事は、このサイトより引用・編集)




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?