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もめごとは、チームの生産性を上げる絶好の機会

■ 本日のテーマ

第2章:「愚痴ももめごともチームにとってはよいこと」から
【もめごとは、チームの生産性を上げる絶好の機会】
について読みました。

◉ もめごとは、チームの生産性を上げる絶好の機会

思考の多様性があって言いたいことを言い合えるチームであればあるほど、
意見の対立などがたびたびあるものです。

その意味でピョートル氏は、もめごとが起こるほうがチームにとってよいことだと考えているとありました。

もちろん、単なる感情的な言い争いにならないように、建設的な対話になるように、
マネジャーがしっかりファシリテーションすることが大事になってきます。

議論を徐々にまとめていって、前向きな結論へ導くというだけでなく、
さらによいアイディアを引き出すために、議論の緊迫感を高めるといったことも必要だと述べられていました。

たとえば、「さっきから議論しているけど、本当にそういう方法しかないの?もっと別のアイディアがあるんじゃないの?」
といった問いかけです。

こうした「もめごと」は、メンバーの成長の機会であると同時に、
チームの生産性を向上させる絶好の機会にもなるはずだと説かれていました。


■ 読んで考えたこと

「もめごと」は避けた方がよい。と考えていたので、「もめごと」が良い機会とは新鮮でした。

たしかに心理的安全性が保たれている環境では、意見が言いやすい故に対立する場面もあるでしょう。

そして「もめごと」をファシリテーションするマネジャーの役割がいかに重要かを知り学びになりました。

マネジャーの器量しだいで、もめごとがネガティブになるか、ポジティブになるかに変わるのかは面白い化学反応とも感じました。

「もめごと」を前向きに捉えることを知ることができて、引き出しが増えたようで嬉しいです。

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