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コーチングの際に心がけてほしいこと


■ 本日のテーマ

第2章:「愚痴ももめごともチームにとってはよいこと」から
【コーチングの際に心がけてほしいこと】
について読みました。

◉ コーチングの際に心がけてほしいこと

コーチングの際に心がけてほしいのは、常にメンバーに対して「性善説」に立って会話することだとありました。

著者のピョートル氏はお兄様をアルコール依存症で亡くした経験から、
周りに迷惑をかける人というのは、何か意志的に相手の邪魔をしようとするものではないことに気付いたそうです。

人は、相手の邪魔をしたいといったネガティブな動機ではなくて、根本的にはポジティブな意図で動いていると、考えるようになったといいます。

たとえばアルコール依存症にしても、良し悪しは別として、「お酒を飲んで、落ち着きたい」という前向きな欲求であって、
周りに迷惑をかけるのは、単にやっている手法が間違っていると考えるようになったそうです。

それまでは「性悪説」だったものが、「性善説」に変わったと説かれていました。


■ 読んで考えたこと

全ての人を「性善説」に基づいて接するというのは難しいことです。

しかし、「性悪説」で相手をみてしまうと、どこからが悪か分からなくなってしまい、すべてを疑ってしまいそうです。

そうなれば、信頼関係を築くことはできません。

そして、周りのメンバーと信頼関係を築けなければ、チームワークを発揮して仕事ができずに、生産性も落ちてしまいます。

そのようにならないように「性善説」に立って、相手をみようと心がけてみます。

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