読書感想『定吉七番シリーズ 定吉七は丁稚の番号 全6冊合本』東郷隆

おはようございます!

多少のネタバレがあるかもしれません
といってストーリーを詳細にご紹介するわけでもありません

ここにお書きしたことは
素人の個人の感想及び連想のメモです
この考え方が絶対に正しいと押し付ける趣旨ではありませんことをご理解いただけますと助かります

少し前に
定吉七番シリーズの
ロッポンギから愛をこめて


むーかーしむかしに拝読した
記憶を頼りに
感想を書いたのですが

キンドルで合本があることに気づき
購入しました

まだ一作目の『定吉七は丁稚の番号』と
二作目の『ロッポンギから愛をこめて』を
読んだところです


しっかし

すごい

サービス満点

とにかく量が多い


キンドルなので
合本といっても
どの程度の分厚さかわからないので

むかしの記憶を頼りに
なつかしく拝読するのですが
ながいのながいのなんのって

いえ
アキは来ません

とにかく
こってこてに盛りだくさんで

Wikipedia を参照すると
なるほど
007シリーズのオマージュだということでした



しかし
初めて
紙の文庫本で
『ロッポンギから愛をこめて』を拝読した時

007シリーズのオマージュとは気づきませんでした



むしろ

東海道中膝栗毛的?
鉄道マニア的といいますか

浜名湖とか

石原プロダクションかな?とか

まあ
いろいろ
連想もしましたが


さまざまな場面の描写が
リアルで楽しくて


バブル当時の
東京や

東京駅や
駅弁や


いろんなものを
想像して

全く飽きません



それに
ギャグ満載
おイロケもあって


そればかりか

国際情勢もさりげなく
冗談めかして
入っていたりもする


まみあな
狸穴って書くのね?

KGBのおじさんと
ご近所の防衛庁(当時)のひとが

立ち話しているだけですから
(いつものことですから感満載…(-_-;))

みたいなこと
さらっと
台詞にしていて


ちょっとブラックなあてこすり?

シリアス感と
ギャグ感の
絶妙のとりあわせ

とか

まあ

このへんは


全く書かれた時代も作者も異なりますが

『エスピオナージ』(麻生幾)も連想しました



読み応えありました!


いつもおつきあいいただきありがとうございます<(_ _)>(*^-^*)




ではまた!




まきのしょうこ



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