マンガ感想『帝王の庭』JOKER<PART2> 道原かつみ 原作 麻城ゆう ウィングス・コミックス

おはようございます!
ネタバレ的ですが、ストーリーを詳細に追うわけではありません
個人の感想や連想のメモです
この考え方が絶対に正しいと押し付ける趣旨ではありませんことをご理解いただけますと助かります




さて、<PART1>で、ジョーカーの扮する犯罪者ハドソンの女ジュディ
ハドソン達、麻薬取引の犯罪者たちが
港の倉庫に集まるという情報をリィンにリークして
女だてらに乗り込む様子

リィンの上司はいったん制止するも
結局バーリー先輩とか
援軍を手配してくれた様子

秘密の取引場所に
なぜか
「尾三通運」

なんか意味ありげな漢字の会社名がつけられているところが
ツボです

前回なんかも
ビルボードに「PCB」と
書いてあったりして
これも
あれですか
危ない化学物質ですか?

とか

妙に意識に引っかかります<(_ _)>(*^-^*)


刑事ものにありそうな
激しい乱闘や
銃撃戦

ジョーカーの表情が
戦っているときと
リィンのよさに接しているときで

硬く厳しい表情から
やわらかい表情まで
くるくる変化する様子が
みられます

そして

人工眼球
特捜司法官

大家さんと一緒にテレビでいつも見ている
特捜司法官スペードエース
という
番組さながら

犯罪者の女ジュディの姿を借りた
本当は特捜司法官のジョーカーが

銀色の人工眼球を
犯罪者たちに見せつけ

犯罪捜査
司法
刑執行まで
一手にこなす特権を有する

犯罪者にとっては
恐怖でしかない
おのれの
存在をみせつけます

多少のスプラッタがありますが

そこは
アクションのかっこよさを強調した
絵柄で構成されていて
素直に
臨場感を味わえます


そして

特捜司法官ジョーカーの
特別な能力

遺伝情報を取り込むと
その人物に
変身してなりきれるという

その能力も発揮します


六道リィン君は

可愛い女子のジョーカーにもキスされ
いかつい犯罪者ハドソンに変身したジョーカーにもキスされ


よろこんでいいのか
かなしんでいいのか


混乱の極み?


そして

ジョーカーは
嵐のように去っていく


何の約束も残さずにね

あたりまえですけどね



そして
シメは
大家さんとの
特捜司法官スペードエース鑑賞ですね


始めと終わりでは
リィンの表情には
雲泥の差が…


あいみての
のちのこころにくらぶれば
むかしはものをおもわざりけり


というところでしょうか?


何度読んでも
読み応えあります!


いつもおつきあいいただきありがとうございます<(_ _)>(*^-^*)



ではまた!


まきのしょうこ

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