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「また、同じ夢を見ていた」住野よる 小説感想

おはようございます!

小説の感想です

素人の個人のパッと読んだ感じの感想ですので
この考え方が絶対に正しいと押し付ける趣旨ではありませんことを
ご理解いただけますと助かります

先入観なしに
読んだ方が
読み応えあるかと思いますので
未読の方はバック推奨です



理屈っぽい感じの
小学生のモノローグ的な
進み方が印象的です

両親ともに
忙しく仕事をしているご家庭らしく
お母さんは
夕食だけは一生懸命作って
食べさせてくれる感じ
お父さんは誕生日プレゼントなどは一生懸命選んでくれる感じの
これも
忙しそうな人


小学校にありがちな
ずけずけと
いけずな男子の一群

憧れの誰とでも親しげな少年

オドオドした無口な少年

いそうですね


このモノローグの主である
少女は
結構
物分かり良さげですが

当たり前に
両親の忙しさは寂しかったり

ひとり遊びが多く
見知らぬ人たちと
小さなきっかけで親しくなって
まるで
親戚の誰かのような
親しさで
毎日のように
訪ねていくところが


リアルワールドの感覚からすると
何かに巻き込まれないか
ハラハラしたりもします


リアルの経験なのか
幻想なのか

そもそも
題名に
「夢」
と出てきますので

いつ、
「夢でした!」


種明かしされるのかと
多少の
用心をしながら
読み進める感じ


なんでも
自分の
頭の中で
理屈づけて
自己完結して
納得して
ずんずん進んでいく
孤独な感じ

でも
明るい

無理した明るさなのか

そういう性分なのか


そして

高校生ぐらいの女性や
若い成人女性や
お年寄りの女性と
不思議な知り合いとして
毎日付き合っている


モノローグの主の少女の
大きくなった姿が
パラレルワールド的に
姿を現しているのだろうか?


しかし
その辺は
はっきりしないまま


そして

唐突に

夢だったという
オチと


何かしらの
航空機事故があったという
一言が
記されていて


え?


しかし

作中の
夢の中だったという話との

詳細な
つながりは
示されていないような感じのまま


夢だったんだから

そして

この物語も
そもそも
夢だったのかもしれず

夢の中で
また
夢を見ている

ような

不思議な感じを勝手に連想したりしました


色々と
想像の余地のある
味わいの

しかし
読み始めると
続きが気になって
止まらない
お話しでした


読み応えありました



いつもおつきあいいただき
ありがとうございます
☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆




ではまた!



まきのしょうこ



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