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幸福について ショーペンハウワー今しんどい人に向けて

こんにちは!今回は、哲学者アーサー・ショーペンハウアーの幸福について、ブログ風に紹介していきたいと思います。

ショーペンハウアーは、19世紀のドイツの哲学者で、彼の著作『意志と表象としての世界』は、西洋哲学史上でも重要な書物の一つとされています。ショーペンハウアーは、人生においての幸福について、独自の見解を持っています。

彼は、幸福は基本的に不可能であると考えています。なぜなら、人間の欲求は無限に存在し、それを満たすことはできないためです。ショーペンハウアーは、「欲望は、満たされることによって消えるのではなく、むしろより強くなる」と言っています。

また、ショーペンハウアーは、苦しみや不幸が幸福よりも現実的であると主張しています。彼によれば、人生は苦しみとともに存在するものであり、人間はこの苦しみから逃れることができないと考えています。そして、その苦しみから解放されることができるのは、死だけだと考えています。

しかし、ショーペンハウアーは、苦しみの中にも幸福が存在すると信じています。彼は、美術や音楽などの芸術によって、人は苦しみから一時的に解放され、幸福を感じることができると考えています。また、人間は他者への愛や同情によって、幸福を感じることができるとも言います。

以上が、ショーペンハウアーが幸福について持っている見解です。彼の考え方は、一般的な幸福論とは異なりますが、人生の中で苦しみがつきものであることは事実です。その苦しみをどう乗り越え、幸福を感じるかは、人それぞれの考え方や生き方によって異なるでしょう。

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