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『御殿場線の風景』

小田急線の『新松田駅』を降りて前の小さな道を渡るとそこはもう『JR御殿場線』の松田駅。
ホームに立つともはや別世界。
小田急線とは全く趣を異にするはや『ローカル線』の佇まい。
この風景が好きだ。
松田駅からJR御殿場線に乗って『駿河小山駅』。
この間の風景も好ましい。
とんでもなく遠い旅の途中のように思えてくるのだ。
とりわけ『峨峨駅』の付近の景色はそこはかとなく『逃亡』の匂いがして
松本清張かせめて西村京太郎なら『トラベルミステリー』の傑作を生み出してくれそうな気がするのだ。
残念ながらお二人とももういない。
『ならば』と思わぬでもないがこれは手に余る。
『駿河小山駅』からはバスで『富士霊園』。そこには弟が眠っている。
『駿河小山駅』からさらに乗り継げば『御殿場』さらに下ればそこは『沼津』。孫のいる町だ。
当分富士霊園にも沼津にも行けていない。
折を見て参るとしようか!

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