ロジカルシンキングでコミュニケーションを強化する
目的
メンバーの論理的思考力を強化すること。
ロジカルシンキングを取り入れて伝わりやすいコミュニケーションを行えるようにする。
ロジカルシンキング練習帳を参考にしながらTRY中。
本の大枠はメールを題材として、コミュニケーションでロジカルシンキングを取り入れ、わかりやすいやり取りができるようにしていくこと。
メールが題材だが、チャットや口頭、会議などのコミュニケーションでも活用できると考えている。
今回はポイント3つを要約して書きます。
ポイント1. テーマの明示
こちらの行動を明確にする。
何について書いているのか
どのような説明をするのか
具体的には、報告・連絡・相談・提案・依頼・質問・回答など、何をするのか明確にする。
自分が話す際、テーマがはっきりしているかで伝わるかどうかは決まる。
相手から来た文章を解読する時にも、まずはテーマ(目的)を明確にするといい。
ポイント2. 相手に期待する反応
相手にして欲しい行動を明確にする。
具体的には、確認、判断、行動など、どれを引き出したいか
確認してほしい:内容を理解、確認だけしてもらう
判断してほしい:内容について承認や意見、アドバイスなどFBをしてほしい
行動してほしい:何かしらのアクションをとってほしい
それぞれ書いておくといい内容
確認:簡明な構成
判断:結論だけでなく理由も明示
行動:理由とともに必要なら方法論も書く
ポイント3. 結論と理由・解説に分ける
「結論」と「それを支える要素(理由・解説)」に分ける。
So What?/Why So?で考える(ロジカルシンキングのベースの一つ)
So What?(結局、何なのか?)→最も伝えたい訴求点、結論
Why So?(なぜ、そう言えるのか?)→結論を支える理由や具体的な解説
例:
■ 質問:8日にリリースできるか?
■ 結論:8日にリリースできる
■ 理由:6日にレビュー完了し、7日にリリース前の確認を行い問題がなかったため
まとめ
テーマの明示
相手に期待する反応
結論と理由・解説に分ける
全部を取り入れて文章を構成してみる。
新機能のリリースに関して連絡です。(テーマ)
8日リリースを行います。(結論)
7日までにレビュー、表示確認ができているため。(理由)
予定通り8日にリリースしますので認識おねがいします。(期待する反応)
よろしくお願いいたします。(結び・配慮)
上記を取り入れてコミュニケーションを取るだけで生産性の高い、話が早い状態になっていくはずです。
話が長かったり、わかりづらい文章だったりする人は大体自分の中で整理できていない可能性があるので、まずは自分の中で整理するのがよいです。
別の観点で、わかりにくい、論理的な話になってない、論点がズレる人は詭弁を言ってる可能性あり。
別の記事で書く(かも)。
ロジカルシンキングのベースとなるもう一つの要素MECEに関しては別で記事を書きます。
ロジカルシンキングを取り入れ、相手に伝わることを意識してコミュニケーションをとってみてはいかがでしょうか。
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