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フィジカルトレーニングやるべきか?

正直、人によって状況が違うので正解はないと思う。

フィジカルトレーニング向く人と、向かない人、どんなフィジカルトレーニングした方が良いのかについて書きたい。

1.フィジカルトレーニングした方が良い人

★基礎体力がなさすぎる人、例えば、腕立て伏せできない人、懸垂できない人。こういう人はフィジカルトレーニングはしてもいいと思う。

★アスリート志向の人、試合で勝ちまくりたい人、絶対するべき。海外の柔術家はかなりフィジカルトレーニングしている、力も含めて技だと言われている。

2.フィジカルトレーニングしなくてもいい人

★人並み以上の筋肉がある人

★柔術の練習する時間を割くのが一杯一杯の人

正直、柔術のためのフィジカルトレーニングならば、もっとドリルや技練習に充てる時間を作る方が柔術は上達する。練習でしか付かない柔術筋がある。

★慢性的なケガしてる人、筋肉が硬い人

私も慢性腰痛で、最強ヘルニアだと判明したんだが、先生からは、目先は筋トレはしない方が良いと言われている。背中のトレーニングおよび、足のトレーニングをすると大腰筋が更に硬くなり、痛みが増す。

腰痛に限らず、怪我してる人は、治してから筋トレする方が賢明だろう。

筋肉は常にメンテナンス(鍼でも整体でも)をして、柔らかい状態を作る。怪我しにくい状況を作る。アダルトカテゴリーの若手選手は、怪我しらず、寝れば回復するが、全て疲労や怪我の積み重ねで30超えると回復しにくいことがわかる。

3.どうしてもトレーニングしたい人の鍛えておくべき筋肉

ビック3!時間が無い人はとにかくビック3を鍛える。

ビック3+αを鍛えると、何が強くなるか。

①胸、腕(三角筋、三頭筋)を鍛える。

フレームが強くなる。パスされにくい状況を作りやすい、パスされたあとのリカバリーが強い。

➁腰を鍛える。

別に、デッドリフトをやる必要はないが、腰周り、背中を鍛えることで、

★トップポジションが強くなる。パスガードの時には、腰が前傾姿勢で滅茶苦茶腰には悪い。筋肉が無い、柔軟性がないと、姿勢が崩れる易くなるのと、腰痛になりやすくなる。

ブリッジが強くなる

パスされた後のリカバリーで蝦と同じくらい大切な動き。ブリッジ力が補強される。

➂足(四頭筋)、臀部鍛える。

★パスガードが早く、強くなる。地面を踏み込む力が格段と変わり、スピードとパワーがつく。

★スイープが力が上がる。

臀部を鍛えると、ボトムからのスイープが強くなる。臀部を使う動きが多いため。

④腹筋を鍛える

★ボトムポジションがめちゃくちゃ強くなる。ボトムポジションはほぼ、腹筋を起こした状態をキープしているため。

⑤広背筋を鍛える

★相手を引き崩す力がめちゃくちゃ強くなる。コントロール力が格段と上がる。


最後に、柔術特有の筋肉や体力は、柔術をやらないと強くならないので、筋トレだけに偏ってはいけない。最近の柔術は力が技を超えることは良くあることなので、筋トレも軽視はできない。

まとめ:

限られた時間の中で、単純に強くなりたいだけであれば、

個人的には、サーキットトレーニング等の、心肺を上げて疲れにくい体を作るトレーニングをした方が、短期的には強くなるとは思う。




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