古書店街の橋姫 々 水上ルート 感想

古書店街の橋姫はADELTAによるBLゲームです。そしてそれをコンシューマー移植したものが古書店街の橋姫 々です。
このゲームはルートの順番があらかじめ決まっていて水上ルートは一番最初のルートです。主人公総受け。

水上ルートなのですが結構長かったですね。攻略する順番が決まってるらしいけど多分プレイしてる最中「全員救ってくれ」という気分になりそう、いやすでになってる。
しかし、そう考えると最後のルートが救いになってきそうなものだけど最後のルートのカプが一番好きかというとまた別問題なのであって。(おれつばとかそんな感じ)
結局自分の好きなキャラとのルートが一番好きみたいになっちゃうのでは無いだろうか。
問題の解決としては博士や花澤がやばいことになっていたので、結局水上のみを説得し誰にも会わずに里帰りする形になってしまった。川瀬や治司くんには挨拶くらいしたかった。
とにかく、大正から戦後までを描く(キャラが生まれたのは明治だと思う)壮大なストーリーだった。
黒髪黒目のキャラばかりであることや水上の糸目ですら一種の伏線と考えるとすごい。(伏線というか演出)
水上ルートだけでは玉森の本名すら分からないあたり絶対他のルートもプレイしろという強い意志を感じる。
攻めでは今のところ水上が一番好き(水上ルートプレイ直後なので)だけど固定こじらせるまでは行ってないので、川瀬ルートを進めていきたいと思います。色々と気になるので。過去のこととか。


2周目
治司くんを殺人鬼のいる場所に閉じ込めるという玉森の主人公にあるまじき非道な行いに驚く。しかし、攻めは皆罪悪感とか劣等感とかそういうマイナス感覚を抱えていてだからこそ道徳的に問題のある玉森が救いとなるのだろう。
そういう性格の玉森だから、他人の為に力を使ってはいけないという橋姫の能力とは相性が良かったんだと思う。あくまで自分が水上に死んで欲しくないからやったこと。
しかし、玉森の祖母が死にラストで水上の瞳の色が変わっていたことを考えると結局最後には玉森は水上の為に力を使ってしまったということなんだろうか?水上ルートの玉森は水上のこと大好きだよね。水上ルートだもの。


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