トリノライン シロネルート 感想
あなたが ― 私が、
妹が死んだ。
真夏の暑い日、溺死だった。
それは、忘れることの出来ない記憶となって、心に引っ掛かり続けていたけれど。
彼女が生きられなかったぶんも、自分が生きると決めた。
全てを懐かしい思い出として抱き、過去を受け入れ、前に進もうと。
その思いは、確かなものだった。
苦しい幼少期から時が過ぎ、毎日変わらず学校に通う日々。
また暑い夏がやってきて、少し“ 彼女” を思い出した頃。
遠くから聞こえてきたのは、妹が好きだった曲の、ピアノの音。
辿るように歩みを進めた先に、妹がいた。
「これから、よろしくお願いします」
「お兄ちゃん」
妹は死んだ。
その確かな記憶と共に目の前に現れたのは、妹にそっくりなアンドロイド、
“ トリノ ” だった ― 。
なんだか面白いとか以前に理不尽という印象が強い。
シロネがいなければ舜は死なずに済んだのでは?
妹の白音が死んで舜が落ち込んでいるのは分かる。でも、だからって妹そっくりで記憶データもあるシロネなんて存在をつくってサプライズのノリで対面させるって何考えてるの?母親も結局シロネのせいで精神おかしくなったし。
例えば舜が妹がいなくなって、自暴自棄になってどうしようもないレベルだったらまだ分かる。でもそこまでではない。
シロネがいなければ舜は生きていただろう。
シロネはシロネで生まれた時から自分を見て周囲の人がどうしても白音を意識せざるを得ないという業を背負ったつらい存在だった。
そういう意味で萌えとか感動とかよりも理不尽という印象が強いルートだった。
しかし、後の沙羅ルートによってどっちにしろ父親がイカれてたことが分かり、幼少期から白音と舜の脳をスキャンしていたので舜の症状はその時の負荷が原因である可能性が出てきてしまった。これ父親が悪くない?
こんなすごいお誕生会、みんなありがとうございます……! プレゼントにこんなシャツまでもらえるなんて、シロネは幸せ者です!
— [ TRINOLINE ] (@trinoline) July 20, 2019
ありがとうございます、お兄ちゃん♪ pic.twitter.com/HoBu6dkPB3
い、イラスト⋯⋯。
墓に寄りかかる夕梨?本当に嬉しいのか、シロネ⋯⋯。
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