天地人初めての新卒エンジニア。エンジニア 陳柏嘉 \\てんちびとインタビューVol.8//
皆さんこんにちは! 天地人の学生インターンの鈴木です。
天地人(てんちじん)は、衛星データを使った土地評価コンサルを行っているJAXA認定ベンチャーです。地球観測衛星の広域かつ高分解能なリモートセンシングデータ(気象情報・地形情報等)や農業分野の様々なデータを活用した、土地評価サービス「天地人コンパス」を提供しています。
今回は、てんちびとインタビューの第八弾として、天地人のエンジニア・陳 柏嘉さんにインタビューします! 月1回、天地人の社員を紹介しています。
研究をしたくなった大学時代
本格的な研究生活をしてみたくなったので、大学院への進学を決めました。
日本の大学に進学した理由は、中国から近いことと、アメリカやヨーロッパも考えたのですが、日本は一番安全だと感じたからです。
日本で過ごした大学院時代
0から始まったので、全てが大変でした。
日本語はもちろん、学校のルールや、研究、役所での手続きなど、挙げたらキリがないです。慣れながら一つづつできるように頑張りましたね。
大学院では、GPS(グローバル・ポジショニング・システム)を使った研究をしました。
GPSの信号から、人の流れや移動方法を計算・予測することがテーマでしたね。ですが、社会に出てみたいという気持ちが芽生えたので、大学院の博士課程には進まず、就職することを決めました。
私は、昔からパソコンを使うことが好きでした。中国で過ごした大学学部生時代から、プログラミングの勉強をしていました。私が書いたコードが世の中を動かしていると思うと、とてもおもしろいと感じたんですよね。
知り合いに紹介してもらって天地人でインターンを始めました。
私がインターンだったときは、膨大にある衛星データの必要な部分を切り出してくる仕事や、APIで衛星情報をつなぐシステムを開発していました。
日本に来て2年後、就職へ
特にやりたいことがなかったので、給料がいい会社がいいなと思っていました。大学院のときに私が在籍していた研究室の、先に就職した先輩から、日本の企業の自由のなさを聞いて、ぼんやりと「自由な会社がいいな」と感じていましたね。
私は仕事をしていると、外に出て、散歩やランニングをして、リフレッシュしたいと思うんですよ。なかなか日本の会社だとそのような働き方をするのは難しいと聞いていたので、日本の会社はあまり考えていなかったですね。
そして天地人へ
そうですね。インターンしていたときに、気軽に相談できる雰囲気があったのが決め手でしたね。色々なプロジェクトに参加できて、新しい技術も試せることが魅力的でした。
仕事の種類がかなり幅広くなりました。私はプログラミングが専門ではなかったので、かなり自分で勉強しました。ですが、普通の入社1年目とは大きく違って、いろいろな仕事をしたと思います。
天地人コンパスでは、使う衛星データを自動で取得して、独自に開発したアルゴリズムを介し、地表面温度情報を生成するところを開発しました。安定してサービスを提供するには必要不可欠なところで、衛星データとシステムの両方を結びつける役割を担っています。
NICTのプロジェクトでは、データの入力・前処理・機械学習・予測結果の一連を自動で行うパイプラインのプロトタイプを構築しました。振り返ってみると、データなどの末端の部分と、システムをつなぐ仕事が多いですね。複数の分野にまたがって仕事をすることが多いので、勉強しながら進めています。
ウェブシステムについての知識も全く無かったのと、開発方法も知らなかったので、独学でかなり勉強しましたね。いろいろな方のブログや本で勉強しました。特に、mediumというサイトにはかなりお世話になっています。
これからの天地人での目標はありますか?
システムの開発は、時間がかかり、かなり大変だと思います。その時間をほかのことに使いたいので、自動化できる仕組みを作りたいと考えております。
昔の自分に言葉をかけるとすれば?
もうちょっと、外の世界に出ましょうと声をかけますね。
外の世界を知ると、楽しいと思えることがたくさんあったので。
最後に、一言、お願いします。
皆さん、一緒に失敗して、成長しましょう。
以上、陳柏嘉さんのインタビューでした。
これからも天地人のメンバーにインタビューしていくので、お楽しみに!
天地人では、衛星や地上の様々なデータとAIを活用して、課題解決に向けて情報分析、ソリューション提供を行っています。ご質問等ございましたら、info@tenchijin.co.jp までお気軽にお問い合わせください。
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