【白血病】2022年11月9日の生存報告
移植前最後の一時退院6日目、今日もアパートに1人暮らし。妻や娘には月曜日以降ほとんど会えていない。理由は後述。新型コロナの馬鹿野郎!
▶今日の基礎情報
・体 温:36.3℃
・体 重:70.1kg
▶治療メニュー
本来であれば今日は病院へ外来受診のはずだったが、これも中止。新型コロナの馬鹿野郎!
ひとまず現時点では体調は良好、鼻水やのどの痛みもなく健康。今日受診の予定だった耳鼻科、消化器外科は入院してから受診予定。加えて可能であれば形成外科(巻き爪)の関係も受診したいところ。
今日の朝から何となく腰に違和感がある。骨髄回復の兆候だとありがたい。
▶抗がん剤による副作用等
・体調:倦怠感
・痺れ:若干あり(生活に支障なし)
→指先のピリピリとした感じはまだまだ抜けない。
▶雑記
冒頭のとおり月曜日から妻と娘にはほとんど会えていない。理由は新型コロナの馬鹿野郎のせいだ。経緯を説明すると、
①月曜日
妻体調不良、病院で新型コロナ感染を確認
→義実家と相談し、最優先は自分自身の感染の回避(感染による重症化、死亡リスク、体調悪化・自宅隔離等による移植スケジュールの大幅な変更、最悪中止の可能性)として、妻は実家にて隔離、娘も妻実家で義父母にお世話をしてもらうように調整。自分と娘は妻の濃厚接触者に該当するので不要不急の外出を控え、健康観察となった。
②水曜日午前
抗原検査キット(医療用)で自分と娘の陰性を確認
大分県の指導では、薬事承認された抗原定性検査キットを使用し、2日目、3日目に自費検査を行い陰性が確認できれば3日目には解除が可能とのことなので、これで一歩前進。そう思っていたところ。
③水曜日午後
午後、娘の発熱が発覚し外来受診の結果、娘の新型コロナ感染。
妻と同様に妻実家にて隔離生活開始。
以上のことから今回の一時退院中に家族と直接会える可能性がほぼなくなりました。新型コロナの馬鹿野郎!
③これから入院まで
自分:ひとり暮らし、妻・娘:妻実家で隔離
→2人とも感染してしまったので妻実家で隔離、感染のリスクを考えるとここから入院までは基本的にほぼ2人に会えずに過ごす予定…
これまで新型コロナに対しては「危ないな、感染しないよう家族で気をつけよう」と話していたが、まさかのこのタイミング、移植前最後の退院期間中、気持ちを整えるための家族でゆっくりした時間を過ごす予定だったが、おかげさまで総崩れである。
無菌室の静けさには慣れた。定期的に看護師さんが来るからいうほど人に会わないということもないが、3人で暮らすアパートに1人で過ごすとビビるくらいに静かだ。恐ろしくすらある。自分が動かなければ何の音もせず、静かすぎて耳鳴りがしているような錯覚すらある。本当に新型コロナの馬鹿野郎だ。
おかげさまで入院の日程も、移植の日程も延期になってしまった。それでも恐らく隔離期間の関係上家族にはほとんど会えなさそう…馬鹿野郎が!
愚痴ばかりの報告になってしまったが、ひとまず最悪のパターンである自分自身のコロナ感染を避けるため手洗いうがいの徹底と、不要不急の外出の自粛、密になるような場所へは近づかないなどの感染防止策を講じたうえで移植の準備を進めていきたい。
幸いなことに妻も娘も辛そうではあるが即座に命に係わるほどに重篤な状態ではなさそう。ビデオ通話をした際に娘は転がりながらポケモンを見ているほどだった。どうにか1日でも早く症状が緩和してくれることを祈るばかりだ。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました!