穏やかにウェルビーイングを育むために
みなさん、こんにちは!
今回は日常の中でできる穏やかにウェルビーイングを育むための工夫を紹介する記事にしてみました。
というのも、僕はいつも”ポジティブ心理学”という言葉を多用していますが、やはり”ポジティブ”という言葉のイメージが強いので、本記事を通してポジティブにもいろんな意味があるということが伝わったら嬉しく思います。
さて、現代の私たちは日々目まぐるしい早さで過ごしていますよね。
「あ、また今日もこんな時間だ」「1週間早いなー」「もう今年も半分過ぎちゃってる!」ということはないでしょうか?
このようにぐるぐると目の回るようなスピードで過ぎていく1日1日なので、今まで以上に自宅などの落ち着ける空間でセルフケアをする時間が大切になっています。
みなさんは1日の中で”自分を大切にする時間”作ってますか?
意識して時間を作ることによって、生活の場がウェルビーイングな空間へと変わっていきます。
このような空間へと変えていくためにできることとして、まずはセルフケアのルーティーンを作ることが有効です。
朝起きてスマホをチェックしながら布団から出るタイミングを伺う…ではなく、朝起きてから落ち着いた空間で瞑想をする、日記を書く、ヨガをするなど自分をケアするための行動を決めて実践することが大切です。
短い時間(例え数分間)でもこのようなルーティーンによって身体的・精神的なウェルビーイングが育まれていきます。
ポイントは”自分を大切にする時間を生活の一部にすること”です。
ウェルビーイングを育もうとすることで良い感情を味わえ、気力や活力が高まるだけでなく不安やストレス軽減になります。
このように実践することがウェルビーイングを育むうえで最も重要ですが、実はセルフケアをする空間づくりもまた欠かせません。
物が散らかった場で落ち着いて瞑想やヨガ、日記を付けることができるでしょうか。
できる!という方もいるかもしれません。
では、綺麗な空間と比較してどちらの方が良い感情が湧いてくるでしょうか?
ウェルビーイングを育むうえでとても大切なのがポジティブな感情を得ることです。
良い感情を味わうためにも空間を整えることやそこに漂う空気感も大切にしたいですね。
さて、ここでイメージしてみましょう。
あなたにとってとても居心地の良い空間の中で目を閉じてゆっくり呼吸している自分自身の姿を想像してみてください。
その時どのような感情を味わっているでしょうか?
どのような感覚を得ているでしょうか?
きっと、”リラックス”、”落ち着き”、”安らか”、”安心感”など穏やかな気持ちを感じているのではないでしょうか。
実はこのような穏やかな気持ちもポジティブ感情なんです。
ポジティブと言われるとどうしても明るい、楽しい、活気といったイメージが湧くと思いますが、このような穏やかな気持ちも含まれるということをぜひ覚えて頂けると嬉しいです。
ウェルビーイングにとってポジティブな感情は欠かせない存在であり、ポジティブな感情とは良い意味で”生きてる”と感じられるものだと僕は考えています。
話を戻させて頂くと、自分を大切にするルーティーンを作ることとその空間づくりがウェルビーイングを育むうえで大切になるということでしたね。
この2つを意識することで”自分と再び繋がる”ことができます。
日々忙しく生活をしていると自分の外からの影響を受けることがどうしても多くなり、自分のことが二の次…はたまた三の次になることがありますよね。
これは仕方のないことではありますが、あまりにも自分のことを後回しにし過ぎるとメンタルヘルスに良くない影響がではじめて不調になることが考えられますので、気を付けていきたいですね。
自分を大切にする時間を作り、自分と再び繋がる感覚を味わってみてくださいね。
ぜひこれを機に自分にとってどのような行動が自分をケアすることに繋がるのかを考えてみてください。
今回の例は朝でしたが、もちろん日中や夜のルーティーンも有効なので自分に合った自分を大切にする行動を探ってみましょう。
せっかくなのでちょっとアイディアを挙げていくと、例えば…
散歩する、ジョギングする、ジムに通う、瞑想する、アロマを焚く、落ち着く音楽を聴く、ヨガをする、などなど
このような身体的・精神的に満たされる行動が挙がるのではないかと思います。
もちろんそれらの行動も大切なのですが、ウェルビーイングということなのので社会的な要素も考えていきましょう。
人は生きていくうえで人との繋がりが必要ですよね。
ウェルビーイングにはいろいろな考え方がありますが、必ず人と人との繋がりが含まれてきます。
誰かと関わることで気持ちが高まることや反対に落ち着くなどポジティブな感情が生まれるだけでなく、その人と繋がっている、支え合っている感覚も少なからず感じるのではないでしょうか。
対面で誰かに会うこともそうですが、最近はオンラインもずいぶん発展しているのでいろいろなツールを活用してみるのはいかがでしょう。
僕も記事を書きながら「最近、○○さんと話してないなー」とふと思い、連絡をしてみたところです。
みなさんも繋がりのある方々のことを思い返してみてくださいね。
もしかすると、これまであまり良い繋がりがなかったかも…と思われる方もいるかもしれません。
そんなときは少し勇気がいりますが、対面であれば地域の社会資源に相談をしてみる、オンラインであれば共通の趣味や好きなことに関するコミュニティに顔を出してみるのはいかがでしょうか(noteでの繋がりも良いかもしれませんね)。
新たな繋がりを作ることやこれまでの繋がりを深めることはウェルビーイングにとても良い影響を与えてくれますので、考えてみてくださいね。
さて、いかがだったでしょうか。
今回のテーマは穏やかにウェルビーイングを育むということでしたが、みなさんにとって何かのヒントになれていると嬉しく思います。
最後にメンバーシップでもいつも紹介しているウェルビーイングの図を紹介したいと思います。
ウェルビーイングは身体的、精神的、社会的に満たされている状態です。
そして、ウェルビーイングを知り、実践することがより良く生きることに繋がるとされています。
今回の記事にはこの3つの領域を含めてみていますので、またお時間のある時に見返してみてくださいね。
気になることなどがありましたらコメント等でぜひ教えてください^^
それではまた次回の記事等でお会いしましょう!
興味のある方はこちらも…!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?