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”生きている”感情の大切さ

みなさん、こんにちは!
久しぶりの更新になりました。なかなか記事が書けない状態が続いていましたが、これからもまたポジティブ心理学に基づいた内容を定期的に発信していきます。
より豊かな、ウェルビーイングな生活を送るヒントになれるような記事を書けたらと思いますので、これからもよろしくお願いします!

さて、今回のテーマは”日々ポジティブな感情を感じることの大切さ”です。

「向日性(こうじつせい)」という言葉をご存知でしょうか?
これは、植物が太陽の光が射す方向へ成長して伸びていくことを表す言葉ですが、人も同じように考えられています。
人も植物も光があれば成長していけますが、どんよりした空が広がり、陽が射さない日々があまりにも長く続いてしまうと滅入ってしまいますよね。

どんよりとした空、ネガティブな感情を抱くことは日常生活を送っていると誰にでもあります。
ただ、このネガティブな感情に包まれ、飲み込まれてしまうと、身がすくんでしまい、動くことがどうしても難しくなってしまいます。さらに、ネガティブ感情はとても厄介者で、ながーく居座ることが特徴です。
ネガティブを感じ続けることは、陽が射さない真っ暗な場所に閉じ込められているようなもので、このような状態が続くと身も心もどんどん重くなってしまいますよね。

このような暗い世界に射し込む光となるのがポジティブな感情です。

そして、その光は多彩な色や強さを持ちます。

ポジティブと言われると”楽しい”、”喜び”といった明るい言葉が連想されるかもしれませんが、”穏やかさ”や”安らぎ”なども含まれるので、ポジティブ感情は強く明るく射す光から穏やかで優しく包み込むような光まで様々なグラデーションがあることを想像してみてください。

また、ポジティブという言葉はいろいろな解釈がありますが、私はポジティブな感情とは「”生きている”と感じられるもの」であると考えています。
(ポジティブ心理学も”よりよく生きるための学問”だと考えています)

みなさんが”生きているなー”、”良い感情を味わっているなー”と感じられる時はどのような場面でしょうか?

人によってその場面は異なるのであくまで”自分にとって良いもの”を基準にして、ぜひこの機会に少し時間を取って振り返ってみてください。
(なかなか思いつかない場合は、写真を見返すなどすると良いですよ)


いかがでしょうか?

例えば…
・趣味に没頭しているとき
・お風呂にゆっくり入っているとき
・運動しているとき
・美術作品を鑑賞しているとき
・美味しいものを食べているとき などなど

ここで挙がるのはやはり人によって変わりますので、自分の感じ方を大切にしてくださいね。

そして、大切なのは「ポジティブな感情を感じられる時は自ら行動を起こしているとき」だということです。

ポジティブな感情を得るためには意識的に/能動的に行動を起こす必要があるのです。

つまり、自らの行動によって自分にとって良い光を生み出すことができるということですね。

先に触れたように、ネガティブはどうしても無くすことができません。しかし、ポジティブ/自分にとって良い感情を生み出すことでネガティブを溶かすことはできるのです。

ただ、注意したいのはポジティブな感情は長続きせず、ネガティブよりも早く過ぎ去っていってしまうということです。

ポジティブな感情はとても儚いものです。

だからこそ日々時間を作り、ポジティブとネガティブのバランスを取っていくことが大切になります。

自らの意志で自分時間を作ることを選択し、実際に行動を起こすことで少しずつではありますが光が射し込むようになり、良い方向へ進んでいくことができます。

できる範囲で、本当に些細なことからでもちろんOKです。

ぜひ、ここから自分時間を楽しんでくださいね。

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