文春記事の疑念に対する回答

こんにちは。布施川天馬です。

先日、僕を題材にした記事が文春オンラインに掲載され、プチバズり現象を起こしました。
あれ以来読者の方も増え、僕は大変嬉しい毎日を送っています。

さて、この記事のコメント欄を覗いてみたら、こんな意見がありました。

「予備校行ってるなら東大余裕では?」

「年収300万ってマジ?」

「その年収で私立校行けるわけないだろ」

確かに、あの記事からこれらの真偽を確かめる術はありません。
僕も疑いの余地を残しておくのは気持ち悪いので、ここらで一旦大掃除をしたいと思います。

なお、これらはツイッターに載せた回答とほぼ同じです。

Q1. 年収300万なのに共栄学園(私立)に通えるの?

A. 学費全額免除の特待生を6年間維持しました。

Q2. 親が年収300万って嘘でしょ?

A. 僕も詳しい収支は知りませんが、多分マジです。
外食なんて良くて回転寿司程度しか行ったことありませんし、それも半年に一度くらいの贅沢でした。
家族旅行なんて国内でさえ一度もありませんでした。

Q3. 年収300万の親からこんな子が育つの?

A. 確かにお金はありませんでしたが、お金がないなりに僕のことを最優先に考えてもらって、贅沢はさせてもらいました。
そもそも、お金云々ではなく、家族仲は非常に良好でしたので、どうにかして家族に恩返ししようという気持ちで頑張りました。

Q4. 中高ともに生徒会長?マジか?

A. マジです。
帝一の國でもあるまいし、生徒会長になるのに金や名誉は必要ありません。
やりたいという意志があれば誰でも務まる仕事です。
大変やりがいがあって素晴らしい仕事でした。
在学中には、応援団やミスコンなど様々なイベントを立ち上げました。

Q5. 河合塾で浪人してたんでしょ?

A. はい。
今日の記事(注:以下に掲載)にも書く予定ですが、これは父母が借金をしてまで無理矢理僕にチャンスを与えてくれたのです。
そもそも元から河合塾に行く金があったら現役の時から既に通っています。
全落ちしたけど希望が見えたから無理を通してみようとなったのです。

Q6. 河合塾行ってたなら参考書もスタサプもいらんのでは?

A. ある単元の勉強を多角的に見るということは、それを理解する上で重要な意味を持ちます。
間違いなく僕の力になりました。
「一を聞いて十を知る」ような子ならともかく、僕にはあれらを無駄だったと言い切る勇気は残念ながらありません。

Q7. 勉強法が邪道では?

A. 僕は別に学問の本質が云々みたいな話はしていません。
確かに思考する時間も重要ですが、それは時間が余っている研究者に限ります。
時間が限られる受験生は、むしろ時間をカットして効率よく学習することが求められます。
僕の勉強法は研究法でなく受験テクニックです。

Q8. 結局現役の時はどんだけ成績上がったの?

A. センターと二次足して140点(夏の東大模試)とかだったのが、センターと二次足して約300点までアップしました。
ちなみに受験勉強を本格的に始めたのは高三の6月からなので、夏の東大模試は散々でした(数学3点、偏差値30とかでした)。

具体的には
(高3夏の模試)→(現役)→(浪人)
センター 600くらい→694→756
二次 70点くらい→220点くらい→250点くらい
高3夏から現役受験次にかけて実力が爆上がりしているのがお分り頂けるだろうか。

Q9. 週3バイトって嘘でしょ?

A. マジです。
駅前のドラッグストアで半年ちょっとバイトしてました。
流石に秋からは段々とシフトを減らしましたが、最初は週3~週4で勤務していました(当時の店長曰く『仕事を覚えさせるためにも複数日の勤務は仕方がない』)。
バイト代は交通費等に使いました。


この質問返しコーナーは僕の気まぐれで適当にこれからも増えて行きます。
気が向いたらこれらについても記事で取り上げようと思います。
取り急ぎ、このような形にて。


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