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【Webエンジニア転職】未経験×地方在住×転勤妻の私が内定獲得できた理由

はじめに


初めまして、てんばと申します。
プログラミングスクールRUNTEQで学習の末、受託開発・自社開発どちらも行っている企業でWebエンジニアとしての就職が決まったので、就活で意識していたことを振り返ろうと思います。
私は業務未経験地方在住、そして2〜3年おきに転勤が発生する夫を持つ、所謂転勤妻なのですが、そんな条件下でも内定獲得できたポイントはズバリ、面接でアピールすべきポイントを押さえることができていたからだと思っています。もちろん、プログラミングスクールRUNTEQの就職サポートもあってこその結果ではありますが、私のこれまでの経験から企業が何を考えて採用活動を行っているかを概ね理解できていたことで、面接の場でポイントを押さえたアピールができたのも良かったと感じています。
ここまで読んでいただいた方は「この記事を読めばすごくいいことを知れそうだ!」と思われるかも知れませんが、あくまで私の個人的な見解なので、期待値を低くして先にお進みください🙇‍♀️笑
(実際ほんとうに大したこと書いていないので…)

自己紹介


新卒で某人材会社に入社し、採用を検討している企業に営業をかけていました。在籍していた4年間で約500社の採用担当者と商談を行い、その中でも特にIT系・Web系企業は、人材不足が顕著だったため、商談する機会が最も多かったです。
その後、サービスを売ることよりもサービスを作ることに興味を持ち、エンジニアを目指してプログラミングスクールRUNTEQでの学習を開始すると共に、営業事務に転職。
就活時の企業軸は、①開発経験を積めること、②幅広い業種の企業と一緒に仕事ができること、③転勤が発生しても退職せずに働き続けられる環境であること の3点だったので、受託開発企業でフルリモートでの就業が可能な企業を中心に応募していました。またフルタイムの仕事を続けながらの就活だったので、効率的に就活する必要がありました。
結果、2応募→2内定で第一志望の企業から内定をいただくことができ、時間的制約がある中でも大満足の就活でした!

面接でアピールすべきポイントを押さえる必要性


上記経歴の通り、私は採用担当者(特にIT系・Web系企業の採用担当者)と一緒に仕事をする機会が多かったため、面接でアピールすべきポイントは概ね理解できていました。そしてそのポイントを元に自分が話すべきことを整理し面接準備をしたことで、限られた回数の面接で最大限自分をアピールすることができました。
「業務未経験だしアピールできることなんてないよ…」「面接になると緊張して何を話せばいいのかわからなくなる…」などの悩みや不安を抱えている方は是非ご一読いただき、面接の方向性を定めて最大限アピールするための一助になれますと幸いです!

※本記事は、技術力に関することには触れていません。企業によっては未経験者であろうとも技術力重視で採用を行う企業もあるので、そんな企業との面接の際にはあまり参考にならないかもしれません。そして前提として「プログラミングって何?美味しいの?」レベルの方は対象にしていない記事です。何かしらの方法でプログラミング学習をしていて、個人サービスの作成経験がある方向けの記事になります。

※また、本記事は私の個人的な見解に過ぎないので、あくまでひとつの考え方としてご認識いただければと思います。

企業は何を考えて採用活動を行っている?


冒頭で私は「これまでの経験から企業が何を考えて採用活動を行っているかを概ね理解できていたことで、面接の場でポイントを押さえたアピールができた」とお伝えしました。
自己満ではなく、企業が求める方向性で自分をアピールをするためには、企業がどういう状況で、どんな考えで採用活動を行っているかを理解することがとても重要です。(迎合すべき、という意図はありません。あくまでズレたアピールをしないために企業の状況・考えを理解すべきだと考えています。)

それでは早速、企業を取り巻く状況と、企業が何を考えて採用活動を行っているかについてお話ししていきます。


そもそも企業はなぜ採用するのか?

企業の採用背景は主に以下2つです。

・増員
→新規プロジェクトの予定があるため人材強化したい など

・欠員補充
→社員の退職などによる欠員を補充したい など

上記の採用背景から、「即戦力となる経験者を採用したい」「人材を育てる人的リソースも時間的余裕もない(できれば育成にコストをかけたくない)」状況であることはご理解いただけるかと思います。
では、即戦力となる人材を獲得できればよいのですが、そういうわけにもいかないのが現状です。。。

IT・Web業界の転職市場はどうなっているのか?

IT・Web業界は深刻な人材不足を抱えていることは、みなさんも一度は耳にされたことがあると思います。

引用:平成 30 年度我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備 (IT 人材等育成支援のための調査分析事業)ーIT 人材需給に関する調査ー 調査報告書

IT人材の求人倍率は、全職種の中でも最も高くなっており、即戦力となり得るつよつよエンジニアの獲得はおろか、ジュニアクラスの獲得も難しい状況です。また、IT人材不足により採用競争が激化しているため、企業は網目を広げるために複数の採用手法を採択せざるを得ず、採用費用も高騰しています。(IT系・Web系エンジニアひとりを採用するのに100万円以上掛かるのはザラにあります。)
しかし、企業が高いお金を掛けて採用活動を行っても、本当に求めているつよつよエンジニアはリファラル(縁故)で転職するケースが多く、転職市場に出てこないという厳しい現実もあります。。。

手法を広げても経験者を採用できないとなると、採用ターゲットを広げる他ありません。
そこで新たな採用ターゲットとなるのが、私たちのようなエンジニアを志す未経験者層です!実際、未経験者まで採用ターゲットを広げて採用活動している企業も多いです。

企業はどんな未経験者が欲しい?

本来であれば経験者を採用したい状況なので、「採用できれば誰でもよい」というわけではありません。では、どんな未経験者がターゲットとなり得るのでしょうか?
それは、すでにご紹介した採用背景や、企業を取り巻く状況から以下のような人物像が想定されます。

  • 長く働いてくれそうな人(=自社とマッチしている人)

  • 継続的に技術習得・技術向上してくれそうな人

「何を分かりきったことを…」と思われるかもしれませんが、求職者が思っている以上に企業は上記2点を重視しています。特に未経験者を採用している企業は技術力よりも上記2点を重視している企業の方が断然多い印象です。(もちろん上記2点だけを見ているわけではないですが、上記2点は多くの企業が共通してチェックしているポイントだと思います。コミュニケーション能力や論理的思考力などのポータブルスキルは割愛しています。)

企業としては、採用背景的にも、採用コスト的にも早期離職されてしまうと溜まったもんじゃないので「長く働いてくれるかどうか」は大事です。
また、未経験者を採用せざるを得ない状況なので、入社時に技術力が望めないのは仕方ないにしても、いつかは戦力になってもらう必要があるため「継続的に技術習得・技術向上してくれるかどうか」も重要なポイントになります。
したがって、未経験者の面接では、企業は主に上記2点を確認して、より確からしそうな人を採用したいのです。

面接でアピールすべきポイント


非常に前振りが長くなってしまいましたが、企業は「長く働いてくれるかどうか」「継続的に技術習得・技術向上してくれるかどうか」を確かめるために面接をしていると言っても過言ではないと思います。上記を念頭に「面接あるある質問」を思い返してみると、企業がどんな意図でその質問をしているかお分かりいただけるかと思います。

「長く働いてくれるかどうか」を確認したい質問例

  • エンジニアを目指したきっかけは何ですか?

  • 今後どうなりたいですか?(キャリアプランなど)

  • 就活はどんな軸で企業を探していますか?

  • これまで働く上で大切にしていたことはありますか? etc…

上記の質問は、エンジニアという仕事への理解度や、仕事に対するスタンス・考え方が自社のカルチャーとマッチしているかなど、マッチ度を確認する質問です。ミスマッチは早期離職の要因になるため、上記のような質問をしてマッチ度を確認します。これらの質問に対してズレなくアピールするには、企業理解と「私は御社とマッチしていますよ」という内容を自分の経験や考えを交えて伝えることが必要です。
ちなみに私は、本選考の前にカジュアル面談を実施いただける企業であれば、「こういう方向性で御社にアピールしようと思っているのですが、印象どうですか?」みたいなこと聞いてました。笑

「継続的に技術習得・技術向上してくれるかどうか」を確認する質問例

  • 興味のある言語や技術はありますか?

  • 1週間にどれくらい勉強していますか?

  • 少数精鋭なチームの中でもキャッチアップできますか?

  • 実際にポートフォリオを作ってみてどうでしたか?

  • 学習やポートフォリオ制作でわからないことや、詰まった時にどうやって乗り越えましたか? etc…

上記の質問は、技術的関心や継続力を確認して、入社後も継続的に自律的に技術習得してくれるかを確認する質問です。「これまで実際にやってきたこと」を元に上記質問に回答できると評価が高くなると思います。

企業が面接で何を確認したいのかを知ればズレた回答になりにくいですし、自分がアピールできることは何なのか整理がしやすくなって、限られた回数の面接でもアピールしやすくなります!

最後に


ここまでつらつらと書いてきましたが、未経験者がエンジニア転職を成功させるためには、プログラミング学習を頑張ることは大前提ですし、面接でスムーズに話す練習を重ねるなどの地道な努力を続ける必要があります。総合的な能力を底上げする必要があるのでほんとうに大変です。心が折れそうになる時もありました。(私の場合、仕事の繁忙期・結婚式準備・引っ越し・ポートフォリオ制作が重なった時期は、ストレスで顔中にニキビができました。)

RUNTEQコミュニティがなければ挫折していたかもしれません…!(クソデカボイス)
(突然のステマの気配…勘のいいガキは嫌いだよ…っていうのは嘘でステマじゃありません!)
自分が所属しているコミュニティなので多少贔屓目はあるかもしれませんが、複数のプログラミングスクールの中から悩みまくった上でRUNTEQを選んでほんとうに良かったと心から思っています。

完全オンラインスクールなのにキャリアトレーナーや講師陣、受講生との距離がかなり近いのはなかなかない環境だと思います。
現役エンジニアの講師陣に気さくに話しかけられる距離感も、RUNTEQ受講生同士で教え合い切磋琢磨できる環境も、とてもありがたかったです。
自己分析や書類添削、面接練習などキャリアトレーナーの就活サポートも手厚いですし、不安や悩みを聞いてくれてチアアップもしてくれます。

また、RUNTEQはWeb系企業のカルチャーやマインドまで学べます。
Web系企業への理解度・解像度が高まった状態で就活に臨めるので、面接でズレのないアピールをできたのはRUNTEQのお陰でもあります!

RUNTEQの入学を検討したい方がいらっしゃれば、無料でオンラインキャリア相談会に申し込めますので、以下にリンクを貼っておきます。

どうしてもステマ感が否めない最後になりましたが、本記事がエンジニア転職に挑戦する誰かの役に立つことを祈っています。

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