【目下 製作中!】春告魚に故郷の海を想う

画像1 荒彫りを終えて佳境を迎えようとしている「陸前國 春告魚」。思い出多き故郷の海を胸に、リアスの襞に散在する小さな漁港(次写真)で釣ったメバルを思い起こしながら彫りました。でも、これからが核心部。繊細な作業が続きます。春告魚ってんだから、4月中には仕上げたいものです。
画像2 2009年9月頃の息子達の写真です。この頃には、釣りを仕込んだ長男(8歳)が、次男坊(4歳)の面倒をみてくれたこともあり、僕は適度な距離感を保ちながら息子達の安全だけを気にしていれば良かったので、思えば随分と楽をさせてもらいました。震災時には長男が10歳、そして次男坊が5歳でした。以降の時間は、復興の道程と重なったことで、僕が思い描いていたような「息子達との時間」を刻むことができなかったと感じていますが、彼らの成長こそが僕にとって宝であり、充実に繋がっていることに変わりはありません。

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